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第48回「お金持ちの習慣を真似しても決してお金持ちにはなれない?」

お金持ちに近づくために実践すべきこと

読むポッドキャスト 第48回「西村豪庸の『社長工場』」

    トピックス一覧
  1. お金持ちの真似をしても、お金持ちになれないわけではない
  2. 西村工場長が習慣にしていることとは?
  3. 成功者がテレビを見ない理由
  4. なぜ、西村工場長は社員の誕生日を祝っているのか
  5. "習慣"になるように西村工場長が行っていることは?
  6. お金持ちに近づくために実践すべきこと
  7. 成功者の真似をして成功できるようになるためには
  8. メモに宿った魔力が発動するとき

お金持ちの真似をしても、お金持ちになれないわけではない

ナレーターやまだひさし

「西村豪庸(にしむらひでのぶ)の『社長工場』」!!

こんにちは、やまだひさしです!
ポッドキャスト番組、西村豪庸の社長工場では、インスタイルグループの代表を務める経営コンサルタントの西村豪庸さんが、ビジネス、経営に関することを独自の視点で解説していきます。

西村さん本日もよろしくお願いします。

今回は

「お金持ちの習慣を真似しても決してお金持ちにはなれない?」

というネットの記事があったので、ご紹介したいと思います。

ナレーターやまだひさし

例えば、ウォーレン・バフェットさんとかいろんな方たちの成功書やビジネス書、自己啓発の本とかを読むと、だいたいお金持ちの習慣が書いてあるわけですよ。

そういう人たちのものをそのまま実践すれば、きっとあなたも近づけると。

例えば早起きをするとかToDoのリストを作る、知人の誕生日には必ず電話する、交流を積極的に行う、本を沢山読むなどいろいろ書いてあるわけです。

本に書いてあるから

「俺もお金持ちになりてぇな。
 これをそのままやってみようかな」


みたいな人が多いと思うんですけど、今度は記事に

「それをしても結果お金持ちにはなれないよ」

って書いてあるんですよ。

工場長西村豪庸

なるほど。

ナレーターやまだひさし

こっちはお金持ちになれると思って、情報を色々調べて本だって買ったのに、ちょっと待ってくれよと。

真似しちゃダメってなったら、じゃあどうすればいいんだって話なんですけど。

西村さんはこれどうっすか?

工場長西村豪庸

僕は別に、真似してお金持ちになれないとは思わないので。

ナレーターやまだひさし

きたー!
いいんですね?

じゃあ俺も真似してみて、まずはランボルギーニを買う!

工場長西村豪庸

具体的なのが出てきたけど 笑

ナレーターやまだひさし

家を一棟買いしてみる!笑

工場長西村豪庸

どんどん俺の個人情報が…笑

ナレーターやまだひさし

もう筋肉は鍛えられないしケンカも強くなれないからあと真似できるとこは…よく食べる!笑

工場長西村豪庸

よく食べ、よく飲み、よく眠る!笑

ナレーターやまだひさし

それで本当にお金持ちになれるのかな? 笑

でも、みんな悩んでると思うんです。
いろんなヒントが欲しいからこそ、こういうビジネス書を買ったり読んだり勉強して、そのまま同じことをしたり。

例えばこのバフェットのやつなんて、本を週に500ページ読むという習慣があるらしいですよ。

工場長西村豪庸

勝ったな。
俺は週に3万ページはマンガを読んでますね。

ナレーターやまだひさし

まじで?

工場長西村豪庸

3万は冗談ですけど 笑

マンガって、1冊200ページくらいですよね。
俺1日10冊は読みますから、500ページ以上は絶対読んでます。

ページ数では勝ちましたよね。

ナレーターやまだひさし

何その1人Kindleみたいな 笑

ヒデちゃんの場合は真似どころか、お金持ちの習慣を全部越えてない?

工場長西村豪庸

バフェットは、コーラを1日に2本しか飲まないですからね!
俺は1日に5〜6本飲みますから。

ナレーターやまだひさし

超えなきゃいけなくなると、普通の人はもっと無理なんですよ!笑

西村工場長が習慣にしていることとは?

ナレーターやまだひさし

ヒデちゃんが習慣にしていることってありますか?

工場長西村豪庸

習慣にしてること…
習慣にしようと思って、してることあんのかな?

ナレーターやまだひさし

例えば靴は右側から履くだとか、きっとあるんですよ。

社員などの誕生日もやっぱり大事にしてないですか?

工場長西村豪庸

たぶん僕、みんな大事なので。

ナレーターやまだひさし

きっちりしてくれてるじゃないですか。
交流も積極的に行ってるし、本を沢山読んでるでしょう?

工場長西村豪庸

マンガは読んでますね。

ナレーターやまだひさし

ToDoリストは?

工場長西村豪庸

ToDoリストはありますね。

ナレーターやまだひさし

じゃあ違うのは早起きくらいだ!笑

工場長西村豪庸

別に理にかなってることは、やったら確率が上がると思うんですよ。

だから原理、原則の部分をちゃんと真似して、それを自分のものにしてるかどうかだと思うんですよね。

ナレーターやまだひさし

習慣というものをただ真似しても、それだけだとあんま意味が無い。

工場長西村豪庸

"なんのためにそれをしてるか" だから。

こないだの早起きじゃないですけど、それはたぶん

「脳の状態が1番いいときに何するか」

「邪魔されない自分の時間に何するか」

とかで、早起きをしてると思うんですよ。

ナレーターやまだひさし

ただ、6時や7時に起きるってことが早起きなんじゃなくて。

工場長西村豪庸

例えば早起きの目的じゃなくて、今だったらスマホの電源切ることの方が効率的かもしんないじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

いろんなものから邪魔されないとか、いろんなところから1回遮断して自分の脳をリセットしてみたいな。

工場長西村豪庸

僕のオススメできるやつとして、スマホを常にスリープモードやサイレントモードの "鳴ってんだけどこっちが気づかない状態" にしとく。

メール、ライン、チャット、なんでもいいんですけど、通知が来ちゃうじゃないですか。

電話もメールも受動的だから、能動的になれるっていうか。

その通知が、自分が開いたときにしか気が付かないようにしてしまえば、自分のペースで仕事ができると思うんです。

ナレーターやまだひさし

毎回机の上とか身近なところに持っていると、必ず「ピンッ」って連絡が来たりして。

工場長西村豪庸

そこで集中が途切れさせられるとか、絶対にあると思うんですよ。

でもこれは、営業マンには絶対向かないっすよね。

ナレーターやまだひさし

そうだね!

工場長西村豪庸

「てめぇ、電話に出ねぇじゃねぇかよ」

ってなって、フラれちゃいますから。

ナレーターやまだひさし

営業じゃない職種だとか、この時間帯だったらみたいなのを上手く自分で調整して。

24時間フルでずっとつけとくんじゃなく、例えば何時間だけスリープにするとか。

工場長西村豪庸

昼の12時から夕方5時までの5時間って、普通の人は絶対普通モードじゃないですか。

だけどそこであえてサイレントモードにするとか。
その5時間、自分で集中して自分のペースで仕事するとか。

ナレーターやまだひさし

そのときに何が行われるか、その変化を確認するっていうのもいいっすね。

工場長西村豪庸

例えば僕が成功者様として、「成功者の携帯は常にサイレントモードだ」って本にして出したとするじゃないですか。

それを真似して成功しなかった営業マンが出てきても、当たり前じゃないっすか?笑

ナレーターやまだひさし

結局、なんの目的のためにそれをやってるかじゃないと、ただ9時から5時でサイレントモードにしろってことじゃないと。

この本とかの深い読み解き方というのは、そういうことですね。

成功者がテレビを見ない理由

工場長西村豪庸

昔から自己啓発本に、成功者はテレビ見ないで本を読むみたいなのがあって。

「時間がないからだ」

とか言うんだったら、本も時間がかかるじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

そうだね。

工場長西村豪庸

僕もあんまりテレビを見ないんですけど。

なんで見ないかっていうのを考えたとき、理由が

「情報が主体的、能動的に取れるものじゃなくて、受動的にアクティブじゃなくてパッシブになるから」

なんですよ。
もっと乱暴な言い方をすると、ゴミ情報というか。

例えば、体にいいものを一生懸命食べて健康になった人ってあんまりいなくて、体に悪いものを食べないようにして健康になるじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

そういうものを排除していくっていう方法をとるね。

工場長西村豪庸

体にいい食べ物をいっぱい食べて健康になるんじゃなくて、体に悪いものを取らないことで健康でいるっていうのが基本じゃないですか。

それと一緒で、脳みそにいい情報をいっぱい入れようとする人がほとんどなんですけど、脳みそに悪い情報を入れないのも脳の健康維持にすごく大事なんですよね。

だから脳の健康維持っていう観点から見たときに、ゴミ情報をあんまり入れないっていうのは、成功者にとってすごい大事なんですよ。

ナレーターやまだひさし

すごい、これ分かりやすい!

工場長西村豪庸

でもそれを表面的に捉えて

「テレビを見なければいいんでしょ?」

って言ってゴミ情報を入れてても、たぶん成功はしないんですよ。

ナレーターやまだひさし

「なぜテレビを見ないか」

っていう理由のところまで、ちゃんと理解してないとね 笑

テレビだっていいところがあるわけです。

工場長西村豪庸

もちろんそうなんですよ。

ナレーターやまだひさし

現象面だけで捉えちゃうとね。

確かに能動的に自分で取りに行くものと、受動的に勝手に入ってくるのでは大きく違っていて。

それによって脳がパンパンになっちゃった場合、変な話ガセネタみたいなものも掴まされたり噂ばっかりに翻弄(ほんろう)されて、事実が何も見えてなかったりしますよね。

なぜ、西村工場長は社員の誕生日を祝っているのか

工場長西村豪庸

脳みその状況って、自分が思ってる以上に使ってるんですよね。

顕在意識で理解してる以上に、潜在意識でものすごく使ってるので。

例えば

「やまださん昨日何食べました?」

って聞いて答えられると思うんですけど、一生懸命暗記して来てないじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

そうやって食べてるわけじゃないけど、ちゃんと記憶はしてるわけで。

工場長西村豪庸

でも僕らは、それをいちいち顕在化して生きてないじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

そのくらい脳は自然に、そういった形でいろいろ取り入れたり、編み出したりしてるから。

工場長西村豪庸

取捨選択してるわけです。

ナレーターやまだひさし

だからなおさら環境を整えるのが大事というか、もったいないですよってことですね。

工場長西村豪庸

脳の状態を保つのでも、そうだと思うんですよ。

例えばそれが早起きによって保たれる人もいれば、ゆっくり寝ることで保たれる人もいる。

ナレーターやまだひさし

前回言ってたジョギングするとか、そうしてる間にリセットされる場合もあるし。

工場長西村豪庸

知人の誕生日に電話をする、ラインをするとか、なんでもいいですよ。

「はい、おめでとう。
はい、おめでとう」


ってチャットボットみたいに送って、受け取った本人が嬉しいかと思ったらたぶん嬉しく無いと思うんですよ。

僕が社員の誕生日を祝ってる理由は、すごい単純で。
例えば

「営業マンが営業を決めたときに食事会をする」

って決めると、営業マンは月に3回食事会ができるけど

「経理の子は、領収書整理がうまくいったときに食事に連れてきゃいいのか?」

ってなるじゃないですか 笑

ナレーターやまだひさし

なるほど。

工場長西村豪庸

平等じゃないんですよ。

だけど、誕生日だったら

「だってこいつ誕生日だぜ」

で大体のことは解決するじゃないですか。

多少ちやほやしたって

「だってこいつ誕生日だぜ」

って言われたら

「そうだよね」

ってなるじゃないっすか。

基本的にはそれが、1年に1回必ず来るんっすよ。

ナレーターやまだひさし

基本的には、誰にも平等に。

工場長西村豪庸

楽しく平等に1年に1回は最低でもそいつのこと考えて、何ほしいかな? 飯は何が好きかな? 誰が仲良くしてて、誰とだったら楽しめるかな? とか考えられるから。

おいらにとってもいいきっかけになるから誕生日を祝ってるんであって、別に誕生日を大事にしないと成功出来ないと思って、誕生日を大事にしてるってわけじゃないんですよ。

ナレーターやまだひさし

その意味を考えてってことですね。

本を沢山読むことだって、理由は何?ってことありますから。
好きでもない本を、ただ500ページ読んだところでね。

工場長西村豪庸

『今日の料理』を毎日読んで、それが料理人じゃなかったらなおさらね。

ナレーターやまだひさし

なんの役にも立たないですよ 笑

習慣で言ったら、全ては自分の何かのためにというか自分で何かその目的が、はっきりしていて。

そこの部分までの背景の文脈というか、そういったところまでもイメージできるようにして、こういう本を読んでいくと身になるかもしれませんね。

"習慣"になるように西村工場長が行っていることは?

工場長西村豪庸

人間って弱いけど、どんなものでも慣れちゃえる生き物だから。

慣れちゃって習慣化すると、続けられるんですよ。

例えば人の噂も七十五日じゃないけど、90日も禁煙してれば大体禁煙って成功する、みたいなもんで。

ナレーターやまだひさし

全然ダイエットもせずあんまり太りもせず、みたいな人たちに聞くと

「運動が慣れて癖みたいになっちゃえば、歯磨きみたいなのと一緒だよ」

なんて言いますから。

工場長西村豪庸

別に食事制限してる人もいれば、週に何回か運動してる人もいるじゃないですか。

僕からみて

「全然食べてないんだけど痩せないんだよね」

「運動してるんだけど痩せないんだよね」

とか言ってる人って、やっぱ僕よりは食べてるし僕よりは運動してないんすよ 笑

ナレーターやまだひさし

そして習慣化してないんですよ。
やらなきゃいけないとか思いながら、ずっと後ろにしちゃって。

成功者の例のほとんどは、やっぱりきっちり習慣にしてってますね。

だから別に苦でもないし、日常のことになっててリズムもバランスもちょうどいいと。

工場長西村豪庸

僕はめんどくさかったり自分に向いてなければ向いてないほど、スクールに通ったりお金を払ってちゃんとした先生について、時間とお金を投資して無理くりそうなるようにしますよね。

ナレーターやまだひさし

習慣になるまでは自分でも分かるから、大変だろうからそこは無理矢理。

それでだんだん体を慣らしていき、習慣になるように努力は怠ってないんですね。

工場長西村豪庸

基本的に、自分を信じてないので 笑

ナレーターやまだひさし

当然ながら自分の弱い部分も知ってるし、そういったものを自分でも調整しなきゃいけないから。

工場長西村豪庸

意思の力で乗り切るみたいなことを、全く信用してないので 笑

「明日からソファーでだらだらしないって決める」

っていうのは絶対無理なので、ソファーを捨てるってタイプなんですよ。

ナレーターやまだひさし

寝るとこねぇっていうことにしとかないと、あったら寝ちゃうから 笑

工場長西村豪庸

環境を変える方が100倍楽なんで。

ナレーターやまだひさし

なかなか人間のそのそういった習慣とか、心みたいなものはすぐ変えられるわけないし。

しかも長いこと付き合ってきてる自分の体だから、1番自分のことを知ってるし。

工場長西村豪庸

知ってるんで強制です 笑

ナレーターやまだひさし

でもそれもすごくいいチャレンジであって、それが自分で慣れていって体に染みついていけば、また違う新しい習慣として1つアップデートできると言うか。

お金持ちに近づくために実践すべきこと

工場長西村豪庸

僕、長財布も使うしお札はピン札でずっと持ってるんですけど、それってお金持ちの習慣で本によく書いてあることじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

書いてますね、風水とかにも書いてますね。
新品のお財布でピン札を入れとけと。

工場長西村豪庸

それってなんの意味があるんだっていうときに、例えば本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』のゲラーさんだったかな?

「なんでピン札入れてんの?」

って言うのに対して

「自分のところから出ていくお金がスタートで、きれいな状態でいてほしいから」

って、スタート地点がきれいな方がいいから、みたいなことを言ったり。

工場長西村豪庸

要するにそこの裏側にある考え方というか、哲学や概念があるわけじゃないですか。

僕はそれを何かと思ったとき、例えば飲食のときにいつもピン札を用意しておいて渡されたら

「なんかお礼にこだわってんだな」

と思うから。
僕もじゃあいい飲食店に行ったときに、現金のみのお店でそこで払わなきゃいけないとき。

汚いお札でお釣りが返ってくる、みたいなことはそこまでのレベルに行くとさすがに無いので、僕もそこは新札で出すしそれってお金に対して気を遣ってるってことなんすよね。

そこに気を遣ってる、細かく行き届いてるっていうのがある方が、なんか無頓着じゃないというか。

ナレーターやまだひさし

一見誰かに見せないようなものでも、ちゃんと…

工場長西村豪庸

例えば、トイレの便座を閉める閉めないでもいいんですよ。
靴を揃える揃えないでも、靴を磨く磨かないでもいいんですよ。

やったに越したことはないじゃん?っていう。

結局、成功者と言われてる人たちが

「きちんとやっといた方がいいんちゃうの?」

って言ってることをとりあえずきちんとやって、そういうことに次の人が気持ちいいように

「便座の蓋閉めましょう」

でもいいですよ。

「お金持ちの家で便座の蓋が上がってるの見たことがない」

とかは、結局そういうことだと思うんですよ。

後に使う人が気持ち良かれと思ってやってるなり、マナーの話だってそうだと思うんですけど。

昔お金は投票用紙だと思ってるって言いましたけど、次の人や周りの人がどう思うかって気にできる人の方が、投票率が上がるに決まってるじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

これはどんなビジネスだろうがどんなサービスだろうが、共通してますよっていうことですね。

工場長西村豪庸

それが気にならない人、気にできない人、気づけない人がビジネスを成功するかって言ったら、気づける人の方が成功する確率は高いわけじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

そうなりますよね。

そういう人の方がやっぱり求心力もあったり、いろんなところにも目が行き届く人だったりするから。

いろんな難題とかの解決できる糸口とかも、意外に早く確認できたりとか。

工場長西村豪庸

もしくはそんなのが全く目に入らないくらいに、ドカーンって営業でバツーンとぶち上げて売るタイプの営業マン、営業社長とかいろんなタイプがいるから。

だからこの成功者たちが一般的に習慣にしてるそういうものっていうのは、そこだと思うんですよ。

ナレーターやまだひさし

きっとそうところに、全部繋がって行くんですね。

工場長西村豪庸

だから、裏側に何があるのかを考えないとダメだと思うんですよね。

ナレーターやまだひさし

これは素晴らしいね。

こういうことに気を配っていくような人たちの、何気にやっている習慣が嫌じゃなくなっていってしまえば結果、人から見たらそれはものすごく細やかで丁寧な人に見えるわけですね。

成功者の真似をして成功できるようになるためには

工場長西村豪庸

だから別に、僕はそんなに気を遣って生きてないので。
元々飲食でサービスやってたときより、100倍気を抜いて生きてますけど。

ナレーターやまだひさし

今のヒデちゃんはそこで学んだものの基礎というか、それの延長ですよね。

工場長西村豪庸

やりたいようにやってますけど、傍若無人(ぼうじゃくぶじん)に生きてるわけでもないので 笑

ナレーターやまだひさし

積み重なっていった経験値が、きっと自然にそうさせるというか。

最後の話だって、こうしとこうかとか、こういう方がいいよねとかっていう、何気ない一環の中ですよね。

工場長西村豪庸

太り散らかすよりかはこのくらいの体型でいようかなとか、人によってコンフォートゾーンが違うわけじゃないですか。

このくらいの髪型だったら別にいいかな、このくらいのひげの量だったらいいかな。

最近だと、それこそ男なんだしこのぐらいの脱毛で別にいいかなのか、きりないじゃないですか。

「このくらいでいいかな」のコンフォートゾーンを含めて、周りがどのくらいで不快に思うか、どのくらい快適かなんてね。

ナレーターやまだひさし

これもやっぱり自分の経験だったり、いろんなもののデータからでしかないわけじゃないですか。

実は僕、あんまりこういう本は読まないし全く興味がなかったんですけど、そういう観点からいったら読んでみようって気になりましたね。

この人たちはそういう習慣をしてきて今があるということは、きっとこの習慣の先に何かがあったんですよね。

工場長西村豪庸

この記事もそうですけど、こんなふうに

「だから臨機応変に対応する能力が、脇に追いやられてしまう」

みたいなことが書いてあるんですけど、それは表面的にやるからだと思うんですよ。

ナレーターやまだひさし

そのことだけをただやろうとしちゃうから、そうなるだけであって。

工場長西村豪庸

本質的なものを掴まないと、当然時代だって変わるし登場人物だって変わるしやる人間だって変わるから。

それを同じようにやって同じように成功できるかって、それは不可能なんですよ。

ナレーターやまだひさし

確かに。

メモに宿った魔力が発動するとき

工場長西村豪庸

昔トレードをしてるときによく言ってたんですけど。

宝の地図を渡してもその人しか知らない宝の地図だったら、そこに宝が埋まってることが分かるけど、ゴールドラッシュみたいに皆が堀りに行っちゃったら、もうそこに宝はないよねと。

だからその場合は、シャベルとかツルハシを売った方が儲かるわけじゃないですか。

もしくはリーバイスみたいに、ジーンズを売った方が儲かるわけじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

そうなんだよ。

工場長西村豪庸

でもそれは、ゴールドラッシュのときにシャベルとツルハシを売ったり、ジーンズを売ったら儲かったっていう原理、原則は今でもあるわけじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

そういったことを上手く探すための本として読めば、読めないことないんですよ。

たぶんこれって、ほとんどの人がそういうふうに読み取らないから、真似っていうところだけで終わっちゃうんだね。

僕はSHOWROOMっていう番組をやってますけど。
前田くんの『メモの魔力』って本読んでメモしても、たぶんみんな成功しないです。

工場長西村豪庸

メモだけしてもね 笑

ナレーターやまだひさし

そりゃそうっすよ 笑
あの人が、何をどう思ったからメモを書いて…

工場長西村豪庸

メモをとってその後抽象化して具体的に行動を変えて、それでたぶんメモの魔力が発動するわけでしょう?

ナレーターやまだひさし

メモしただけじゃね?笑

工場長西村豪庸

それはメモしただけだから、魔力は宿ってない 笑

ナレーターやまだひさし

うちの父親がちょっと高齢になってきて、物忘れが激しいって言ってメモを取り始めたんですよ。

でもどこにメモを書いたか、もう覚えてないんですよ。

だから、メモを書けばいいってもんじゃないんですよ 笑

工場長西村豪庸

そうでしょうね 笑

ナレーターやまだひさし

そのメモが何ページに書かれてるかを覚えてないので、同じものを何回も書いてあるんですよ 笑

こうなったら「それってメモに書いたよ」って、背中にタトゥーでも彫らない限りもう無理だろうから 笑

工場長西村豪庸

メメントみたいなね 笑

でも僕ね、メモは忘れるために書く派なので。
脳みそをクリーンにしとくためというか、オンタスクのものを減らすために書く派なので。

まぁ親父さんは、いいんじゃないですか 笑

ナレーターやまだひさし

ただ真似をするっていうんじゃなくて、こういう本がせっかく出てるし確かに勉強にもなるし、刺激にはなるんだけど。

だからもう1個先ですよ。
本を読んで自分の中に入れ込んだうえで、次に何ができるかっていう。

工場長西村豪庸

ですね。

ナレーターやまだひさし

そういう考え方をしてくると、このこういう本とかが面白いかもしれませんね。

西村さん、そろそろ本を出してくれるんですよね?

工場長西村豪庸

出すらしいっすね。

ナレーターやまだひさし

これ僕らが読んで真似すれば、お金持ちになれる本ですかね?

工場長西村豪庸

きっとなれないと思いますよ 笑

ナレーターやまだひさし

そこをなんとか…笑
ぜひ、読むだけでお金持ちになれる本を書いてくださいね!

工場長西村豪庸

考えます…

ナレーターやまだひさし

楽しみにしております!

工場長西村豪庸

ありがとうございます 笑

ナレーターやまだひさし

「西村豪庸の『社長工場』」
「毎週1000万投資」と題しまして、情熱を持った起業家へエンジェル投資も行なっております。

エンジェル投資の詳細は第7回第8回の放送をお聞きください。

また、番組への質問・ご意見は下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

西村さん本日もありがとうございました。

工場長西村豪庸

ありがとうございました。

番組への質問・感想・相談受付

ポッドキャスト番組 西村豪庸の「社長工場」で聞きたいこと、起業・経営などで悩まれていること、今後取り扱ってほしいテーマ、ご感想など、皆さまからのご質問をお待ちしております。

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