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第107回「社長とゴルフ(前編)」

社長は絶対にゴルフができた方がいいのか?

    トピックス一覧
  1. 西村工場長がゴルフを始めたきっかけ
  2. ゴルフを一緒にプレーすることで、相手がどんな人かが分かる
  3. 経営者がゴルフをする理由①
  4. 経営者がゴルフをする理由②
  5. 経営者がゴルフをする理由③
  6. カントリークラブは交流の場所でもある
  7. 社長はゴルフができた方が良いのか
  8. 西村工場長も、接待ゴルフでわざと負けることがある?
  9. ゴルフは仕事につながるきっかけを与えてくれることもある

読むポッドキャスト 第107回「西村豪庸の『社長工場』」

ナレーターやまだひさし

「西村豪庸(にしむらひでのぶ)の『社長工場』」!!

こんにちは、やまだひさしです!
ポッドキャスト番組、西村豪庸の社長工場では、インスタイルグループの代表を務める経営コンサルタントの西村豪庸さんが、ビジネス、経営に関することを独自の視点で解説していきます。

西村さん本日もよろしくお願いします。

工場長西村豪庸

お願いします。

ナレーターやまだひさし

お聞きいただいている皆さんには分からないかもしれませんが、真夏に収録しているのに涼しいです!

そうです、ここは避暑地です!笑

本日は、西村豪庸社長のシークレットベースにお邪魔しており、軽井沢からお送りしております!
僕、軽井沢に初めて来ました。

工場長西村豪庸

あ、そうなんですね!

ナレーターやまだひさし

僕は北海道出身なんですが、軽井沢は、お上がゆっくりと静養される場所だと伺っていたので、私のような下々の人間には縁のない場所だと思っていました。

工場長西村豪庸

なんですか、その北海道出身の避暑地に対する対抗意識みたいなものは 笑

ナレーターやまだひさし

ただの偏見ですね 笑

ということで、本日は軽井沢からお送りしていきます。
今日のテーマは「社長とゴルフ」です。

僕はゴルフが好きで、ヒデちゃんとも何回か一緒にプレーさせていただいたり、いろんなゴルフ場に連れていってもらったりもしてるんですが、日本って「社長=ゴルフ」っていうイメージがあるじゃないですか。

社長じゃなくても、政治家や芸能人、スポーツ選手など、成功している人と必ずセットになっているようなイメージがあるんですが、本日は「社長は、絶対にゴルフができたほうが良いのか?」というところを、ズバリ聞いていきたいと思います。

西村工場長がゴルフを始めたきっかけ

ナレーターやまだひさし

ゴルフに対する僕のイメージは

・お金がとにかくかかる
・車で往復何時間もかかるような郊外にあることが多い
・道具を揃えなきゃいけない
・ルールが厳しい
・会員の紹介じゃないとはいれない


という感じで、どう考えてもポッと出の人ができるようなスポーツじゃない印象なんですよ。

工場長西村豪庸

今日思いついて、明日できないスポーツではありますよね。

ナレーターやまだひさし

ルールも厳格で、マナーもありますし、他のスポーツに比べて簡単ではないですよね。

工場長西村豪庸

それでも、だいぶ楽になりましたけどね。

ナレーターやまだひさし

今やだいぶカジュアルにはなりましたけど、それでも敷居が高いイメージでした。

僕は社長ではありませんが、芸能界で仕事を始めて、まず先輩に「ゴルフぐらいやっておけ」って言われたんですよ。

工場長西村豪庸

営業とか社長でも、言われる人もいるみたいですね。

ナレーターやまだひさし

ヒデちゃんがゴルフを始めたきっかけは、何だったんですか?

工場長西村豪庸

僕は、いまだにゴルフが好きでも嫌いでもないんですけど、息子のように可愛がってもらっていた、すごい有名なおじいちゃんの経営者さんがいたんです。

その方はゴルフ場もいっぱい持ってらして

「俺は、ヒデちゃんとゴルフに行くのが夢なんだよ」

とか言ってくれてて

「そうね、俺がジジイになったらねー」

とか言ってたんですよ。

当時、既におじいちゃんだったんですけど、全然矍鑠(かくしゃく)としてらしたんで「まだいいや」と思ってそんなこと言ってたら、あれよあれよと言う間にその方が亡くなってしまって、すごい後悔したんですよ。

ナレーターやまだひさし

あららら。

工場長西村豪庸

「息子とキャッチボールするのが夢だ」
「息子と酒を酌み交わすのが夢だ」


みたいなテンションで

「ヒデちゃんとゴルフ行きたいなー」

って言ってくれてたのに、今話していたような敷居の高さが何かと面倒臭くて

「まあいいやー」

って思ってたら、本当に亡くなってしまって

「何で俺はあの時、3ヶ月でも1ヶ月でも、付け焼き刃でもいいから、パッと習ってパッと道具を揃えて、一緒に回らなかったんだろう?」

って思って、すごく後悔したんです。

それで、1年、2年で集中して覚えたんですけど、最初にやまださんと一緒に回ったときは、週に1回とか2週間にいっぺんくらい行って、集中して覚えていた時期なんですよね。

ナレーターやまだひさし

そうだったんですね。 じゃあ、ハマった理由は仕事のためにとかいうのではないですね。

工場長西村豪庸

そうですね。

ゴルフを一緒にプレーすることで、相手がどんな人かが分かる

ナレーターやまだひさし

社長も含めて、ある程度の役職が付くと、会食かゴルフかみたいな付き合いになっていきますよね。

工場長西村豪庸

僕らの共通の知り合いの某ミュージシャンが

「いい年の大人が一日一緒にいることって、お酒を飲むかゴルフするぐらいしかなくない?」

って言ってましたよね。

ナレーターやまだひさし

ゴルフだと、だいたい4〜5時間くらいは一緒にいますからね。

関係がそこまで濃くないような人でも、飲み会やスポーツであれば結構な時間を一緒に過ごせて、スポーツの中でもコミュニケーションとして長い時間を共にできるから、ゴルフが選ばれることが圧倒的に多いんでしょうね。

工場長西村豪庸

俺の親父がゴルフ大好きなんですけど「ゴルフには全部が出るからな」みたいなことを言ってましたね。

ナレーターやまだひさし

それ、よく言いますよね。
結局、ゴルフって審判のいないスポーツで、自分で自分をジャッジするからズルしようと思えばできるし、誤魔化すことも簡単なんですよ。

だけど、例えば嘘の申告をしてベストが出たと言っても、それで誰が嬉しいんだっていう話になりますし、そういうことが全部露呈されるんですよね。

確かに、ミスショットを打つたびにキャディーさんのせいにしたり、一緒にいるパーティーの中で突然無口になったり、相手が集中しようとしているのに横でベラベラ喋っていたりする人がたまにいますが、そういうところも全部分かっちゃいますからね。

工場長西村豪庸

でも、やまださんから紹介された某あの人に

「ヒデちゃん、打つの早すぎ! まだ僕が喋ってるでしょ!?」
「『ヒデちゃん、今度のショットはどうかな〜?』とか、まだ色々と喋りたかったのに!
こっちが喋ってんのに何で打っちゃうんだよ、もう!」


って怒られたことありましたよね?笑
その人からは、ぶっきらぼうゴルフって言われましたからね 笑

ナレーターやまだひさし

あの方は喋るのが大好きですから、すごく珍しいパターンです 笑

ゴルフはいろんなこと露呈してしまうスポーツだから、相手がどんな人か見極めるために、まずゴルフに誘う人もいるんですよね。

経営者がゴルフをする理由①

工場長西村豪庸

社長工場を担当しているギワちゃんと

「今日はゴルフについて話しましょう」

みたいな話をしてたとき、ギワちゃんが送ってきたサイトに

「経営者がゴルフをする4つの理由」

みたいのが書いてあったんですよ。

ナレーターやまだひさし

どんなことが書いてあったんですか?

工場長西村豪庸

1つ目は「会社経営の擬似体験ができる」です。

ナレーターやまだひさし

え、どうして?

工場長西村豪庸

分からないです。
でもゴルフって、ミスを前提としたスポーツではあるじゃないですか?
経営者がゴルフを好きな理由も、リカバリーが大事だからなんですかね。

ナレーターやまだひさし

全部、自分の責任だしね。

工場長西村豪庸

あとは

「遂行力を養うことにつながる」

とか

「経営者が、ヘッドハンティングしたい人物を見極めるために一緒にゴルフをすることもあります。
人格がプレーに現れるのです」


とか、書かれていますね。

ナレーターやまだひさし

前に、ある会社の人事部が最終面接で「みんなで麻雀をやろう」って言ったって話をしてましたが、ゴルフも人間の本質が出てくるのかもしれませんね。

経営者がゴルフをする理由②

ナレーターやまだひさし

2つ目はなんですか?

工場長西村豪庸

「コミュニケーションを深めるため」だそうです。

「サッカーとか、野球じゃダメなの?」って思うかもしれないですけど、結局ゴルフって、大人の遠足じゃないですか。

爺さんになってもやれるっていうのも選ばれる理由でしょうけど、ゴルフはちんたら歩きながら喋れるじゃないですか 笑

ナレーターやまだひさし

サッカーだと息が上がっちゃって、プレー中にコミュニケーションを取るわけにもいかないですし、それに比べてゴルフはショットとショットの間の時間があって、ゆっくり喋れたりしますもんね。

工場長西村豪庸

そう考えると、ゴルフってほとんどがプレー以外の時間なんですよね。
でもサッカーは、90分のうち90分プレーしてますからね。

ナレーターやまだひさし

サッカー中に横でだべってたら、邪魔くさくてしょうがないからね 笑

工場長西村豪庸

バスケでダムダムしながらずーっと

「来季の御社との付き合いの話なんですけど…」

とか、出来ないじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

ゴルフは余暇の時間があるから、そういった点で言うと、交流を深められるスポーツなんですね。

工場長西村豪庸

要するに「ゴルフ行こうよ!」は「飲みにいこうよ!」と同じなんですよね。

「一緒にピクニックに行こうよ!」
「遠足に行こうよ!」
「5時間、公園を散歩しようよ!」


って言うわけにはいかないけど、ゴルフっていう言い訳がつけば誘いやすい、みたいなところがあるんじゃないですか?

ナレーターやまだひさし

お互いに社長とか、結構な役職のついている人たちだったりするから忙しいはずなんだけど、ゴルフってなったら秘書とかにも伝えてるから、めったに電話もかかってこないだろうし、その4、5時間は他のことをしませんもんね?

工場長西村豪庸

そうなんですよね。
うちの親父も言われてたけど、昔からよく

「日曜日なのに、またゴルフ?」
「これも仕事だから…」


みたいなやり取りがあるじゃないですか。
考えたら親父は当時、タクシーの運転手をやってて「来週も、うちのタクシーをよろしく!」ってわけにもいかないから、別に接待でもなんでもなく絶対ただの遊びだと思うんですけどね 笑

ナレーターやまだひさし

『課長 島耕作』みたいに、そこで取引やいろんな契約が決まって、そのゴルフ場の送迎が全部そのタクシー会社になっていく、みたいなことがあるかもしれないじゃないですか 笑

工場長西村豪庸

絶対に無いんだよなぁ 笑

ナレーターやまだひさし

でも確かに、コミュニケーションということで言うと、ゴルフは他のスポーツよりも圧倒的にコミュニケーションを取れる時間があるから納得ですね。

僕らのような芸能の人間とかでも、先輩が「ゴルフくらいやっとけ」って言ってたのはそういう理由だと思います。

工場長西村豪庸

そうですよね。
トライアスロンをしながらコミュニケーションを取るとか、無理ですもんね 笑

ナレーターやまだひさし

それで24時間テレビとかの仕事が決まれば別ですけど、プロデューサーと並走するわけにもいかないですからね 笑

「ゴルフくらいやっておいたほうが良い」と言われた当時、僕は20代だったんですけど、そのときはお金がないから、先輩にお下がりのクラブを貰ったんですよ。

そして、その先輩に

「お前運転できるか? できるなら運転手をやれ。その代わりにゴルフ代も払ってやる」

って言われたので、行けばタダでやらせてもらえてたし、さっき言ったような敷居の高い感じじゃなかったんですよ。

テレビ局の社長さんやプロデューサーさんだったり、そこでしか会えない人とかと一緒に回っているうちに顔を覚えてもらったりして、そのプロデューサーや先輩たちも

「やまだくんは、どんな仕事がしたいの?」
「どんな人? どこ生まれ?」


とか、聞いてくるわけです。

そこで、ちょっとでも面白いことを言うと

「今度新人の番組があるから、名前を挙げておくよ」

とか言ってくれたり、そういうことも現実にあったので、僕はゴルフを教えてもらえてよかったなって感謝しているんです。

おそらくビジネスマンにおいても、ゴルフから仕事が広がっていったり、決まっていくものも、少なからずあるんだろうなと思うんです。

工場長西村豪庸

まあ、一個のツールではありますよね。

経営者がゴルフをする理由③

ナレーターやまだひさし

3つ目は、何だったんですか?

工場長西村豪庸

3つ目は「エスタブリッシュメント(特権階級)としての嗜み」って書いてありました 笑

ナレーターやまだひさし

僕の大好きなやつだ 笑

当時はお下がりを使って、お金も払わずにゴルフをしてましたけど、そのとき同じ世代の芸人からは

「やまだゴルフやってんの…? 仕事もないのに、どういうこと…?」

みたいに思われていたんです。

やっぱりゴルフをすると、知り合いの社長さんから「忘年会があるんだけど、司会やってみないか?」みたいな感じで、仕事をいただけたりするんですよ。

工場長西村豪庸

お、闇営業かな?

ナレーターやまだひさし

闇営業じゃない、直営業なだけです 笑

そういう仕事を貰ってたりすると、僕だけ羽振りがよかったりするんで「やっぱりゴルフをやっておくと、そういう話も来るんだ!」っていって、僕の同期や後輩もやり始めたりしてましたね。

特権階級の人たちと触れ合えることって、当時はゴルフくらいしかなかったんです。
ゴルフ場はパッと行ってパッと帰ってこれるような場所じゃないので、行ったらそういう人たちが集まっていますしね。

工場長西村豪庸

まあ、日本は特にそうですよね。
近くても東京都心部から、なんだかんだいって1時間くらいかかりますからね。

ナレーターやまだひさし

平日にそこへ車で行き、そして金額も高いとなると、そこで遊んでる方たちは何かしらの余裕があるわけで、とんでもない経営会議とかが本当にそこで行われていたりするんですよね。

カントリークラブは交流の場所でもある

ナレーターやまだひさし

会社名は言えないんですけど、ある大手の社長さんとのアポがずっと取れないって言っている方がいたんです。

その方が最終的にどういう手段を取ったかというと、その社長さんがよく行くゴルフ場の支配人に連絡をして、いつ予約が入っているのかをこっそり教えてくれないかと聞いたそうです。

その時間帯に偶然を装って行って、そのまま商談をして、結果的に商談が決まったみたいです。

工場長西村豪庸

え、それ教えちゃうの?

ナレーターやまだひさし

教えちゃってましたね。

もちろん

「守秘義務があるんだから、そんなの教えちゃダメでしょ?」

って思うかもしれませんし、普通の人だったら

「ちょっとだけ話聞いてください」

って、いきなり言ったって

「いま俺は遊んでんだから、嫌だよ」

ってなるでしょうけど、アポを取ろうとしていた方も、このゴルフ場に来られるということはそれなりのステータスの人という信頼がありますからね。

もしかすると、ゴルフ場ってそういうサプライズ的なかたちでいろんな方とお会いできたり、それが縁で繋がっていくこともあるのかなと思いました。

工場長西村豪庸

それこそ、ゴルフクラブとカントリークラブの違いってやつですよね。

ゴルフクラブはゴルフをすることが目的だけど、カントリークラブは社交場というか、もともとはゴルフ以外のスポーツ施設も整っている場所らしいです。

ナレーターやまだひさし

純粋に、100%ゴルフを楽しむだけの場所じゃなくて、社交場としての面もあるわけですね。

社長はゴルフができた方が良いのか

ナレーターやまだひさし

聞けば聞くほど、社長さんはゴルフをやっておいた方が良いように感じるのですが、やっぱりゴルフはやれた方が良いですよね?

工場長西村豪庸

そうですね。
「お酒を飲めないよりは飲めたほうが良いんじゃない?」みたいなのと一緒で、やれないよりはやれた方が良いんじゃないですか?

ナレーターやまだひさし

実際、人を紹介されて「じゃあ、今度一緒にゴルフでも…」ってなるときもありますからね。

ゴルフができる人なら

「是非、行きましょう!」

って言えるけど

「いやちょっと、僕できないんで…」

ってなっちゃったら、そこでチャンスがなくなるわけですもんね。

工場長西村豪庸

「うっせーな、やれよ!」って言うわけにもいかないですからね 笑

ナレーターやまだひさし

「ゴルフをやってなかったら、出世しないのか?」って言ったらそんなこともないんですけど、ゴルフってなかなか引きを持っているスポーツだと思うので、ちょっとお金はかかるかもしれないけど、自己投資と思って一回覚えてみるのも良いかもしれないですね。

工場長西村豪庸

ちょっと昔、縁を繋ぐためにファーストクラスやビジネスクラスに無理くり乗って、声を掛けるとかありましたけど、それと似たような匂いを感じますね。

それが良いか悪いかは別として「そういったかたちで作用するときもあるよね」みたいな話ですよね。

西村工場長も、接待ゴルフでわざと負けることがある?

ナレーターやまだひさし

ヒデちゃんは、すごい大きな会社の社長さんとかに誘われてゴルフに行くこともありますよね。
よく言う "接待ゴルフ" っていうのは、やってるんですか?

工場長西村豪庸

だいたい、相手をこてんぱんにしてますね。

ナレーターやまだひさし

ちょっと待って、接待ゴルフって言うたやん 笑

工場長西村豪庸

いやいや、接待ですよ。
みんな嬉しそうにしてるから、やっぱりドMなんでしょうね 笑

ナレーターやまだひさし

そんなバカな!笑
でも、やっぱり若干手を抜くときもありますか?

工場長西村豪庸

手を抜くというか、ゴルフって結局は集中力ゲームだから、ボケーッと適当に打ってればそんなに上手くはいかないですよね。

フルチューンで集中してもミスするスポーツでもあるからさじ加減ですけど、ゴルフに限らず100対0みたいに面白くない感じになるのもあんまり好きじゃないから、接待で負けるとかは無いですね。

たまに、こてんぱんにされたがっているおじいちゃんとかがいるので、そういうときにはリクエストにお答えして、こてんぱんにしますけど 笑

ナレーターやまだひさし

僕はだいたい、ゲストで呼ばれて接待を受ける方が多いので、自分から負けることはあまりないんです。

でも、サラリーマンの方から「これからものすごくお世話になる社長さんと一緒に回っているのに、その社長さんの調子が余りにも悪いと大変」とかいう話をよく聞くんですよ。

工場長西村豪庸

そもそも、ゴルフの結果で機嫌が良くなったり悪くなったりする人が周りにあまり居ないし、俺自身もないんですよね。

ゴルフで機嫌を左右される人って、俺の周りで言うとやまださんくらいしかいなくて…笑

ナレーターやまだひさし

こらこらこら…言っちゃったよ…笑

工場長西村豪庸

アハハハ!笑

ナレーターやまだひさし

こんな喋り屋が無口になりますからね。

工場長西村豪庸

「ラジオで4秒止まったら、始末書じゃん」って言ってた男が、2ホールくらい黙ってるときもありますからね。
ラジオだったら放送事故ですよ 笑

ナレーターやまだひさし

しかも俺が誘ったのに、2ホール目で無口になるっていうね 笑
そういうのが出ちゃうから怖いなと思いますけど「俺も、まだまだだな」って、自分を省みる良い機会にもなりますね。

ゴルフは仕事につながるきっかけを与えてくれることもある

工場長西村豪庸

俺、未だにまじで分かんないんですけど、ゴルフの一番面白いところって何なんですか?

ナレーターやまだひさし

実は僕も最近、分かんなくなってきてますね 笑

工場長西村豪庸

アハハハ!笑

ナレーターやまだひさし

ヒデちゃんように急速に上手くなったとかいう人だったら良いと思うんですけど、僕は何十年もやってきてんのに全く上手くならんのですよ。

工場長西村豪庸

20代から始めたって言ってましたからね 笑

ナレーターやまだひさし

そのくせ、始めたばかりのときにホールインワンが出ちゃってるもんですから、先に色んな物を貰っちゃってるんですよね。

工場長西村豪庸

そういえば俺、ホールインワンしたことないわ。

ナレーターやまだひさし

そうでしょ?
最初に色んな物を味わっちゃったばっかりに、いったいこれ以上何をどうやったらゴルフが上手くなるのかが見えないまま、今に至ってますね。

「この調子だと、ホールインワンが何十回も出ちゃうぞ!」と思って、次の日にホールインワン保険入りましたが、未だにずっと掛け捨てですよ 笑

工場長西村豪庸

可愛いところあるよね 笑

ナレーターやまだひさし

もう一回ホールインワンが出ると思って、今まで生きてますよ 笑

僕は、ゴルフの競技が楽しいというよりは、ゴルフをきっかけに全然違う業種業態の人と関わることができたことの方が圧倒的に大きいですね。

異業種の方でも、そこで知り合って今でも仲良くさせてもらっていたり、なんならそのまま一緒に仕事をするようになった人もいますからね。

ゴルフって4人でやるものが多いので、例えば僕とヒデちゃんで行くとしたら、あと2人足りないってことが多いじゃないですか。

「全然知らない人だけど誘っていいー?」
「別にゴルフが好きな人なら良いよー」


っていって集まったりしますし、こういうきっかけをくれるのはゴルフならではですよね。

あと、特に芸能の世界は内面の部分が分からないことが多かったりするんですけど、ゴルフを一緒にプレーして信頼関係を深めてもらった人からお仕事の依頼をいただくことも多かったです。

工場長西村豪庸

「やっぱりやまだひさしは、プライベートでもずっと喋ってるんだね」みたいな確認でしょ?笑

ナレーターやまだひさし

「やっぱりうるさいね」としか言われないですけどね 笑

実は僕、今タイでゴルフ番組をやってるんですけど、その仕事もゴルフをしてなければ、依頼をいただくことはなかったと思いますね。

工場長西村豪庸

そうですね。

ナレーターやまだひさし

コロナ前の話ですけど、タイの番組はバブルの頃の人たちがお金にも余裕があってゴルフ人口が増えてきて「日本のゴルフ場も飽きてきたし、お金は払うからもっと良いゴルフ場ないの?」みたいな声があったときに、始めたんですよ。

日本だと車で行って2、3時間とかかかっちゃうけど、タイだと飛行機で行ってしまえば車で2、30分くらいのところにゴルフ場がいっぱいあって、しかも隣接しているホテルもゴージャスで、ゴルフ場の費用も高くないけどメンテナンスも素晴らしいですからね。

工場長西村豪庸

ハワイとかタイとかは、ゴルフ合宿とかありますよね。

ナレーターやまだひさし

特に日本の冬の時期はあっち乾季なんで、オールシーズンできますからね。

ということで、今回はここまでです。

「西村豪庸の『社長工場』」
「毎週1000万投資」と題しまして、情熱を持った起業家へエンジェル投資も行なっております。

エンジェル投資の詳細は第7回第8回の放送をお聞きください。

また、番組への質問・ご意見は下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

西村さん本日もありがとうございました。

工場長西村豪庸

ありがとうございました。

番組への質問・感想・相談受付

ポッドキャスト番組 西村豪庸の「社長工場」で聞きたいこと、起業・経営などで悩まれていること、今後取り扱ってほしいテーマ、ご感想など、皆さまからのご質問をお待ちしております。


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