テレワークの普及によってオフィスはなくなる?
- インスタイルグループは、テレワークでどんな問題が出ているのか
- これからはテレワークを考慮して、ノートパソコンを支給するべき?
- テレワークで雑談がなくなることによる弊害
- 助成金や銀行からの融資は活用した方がいい?
- コロナにかかった人を周りが糾弾すると、余計に良くない方向に向かう
- テレワークの普及によってオフィスはなくなる?
- テレワークの普及によって、全国的に少しだけIT化が進んだ
読むポッドキャスト 第93回「西村豪庸の『社長工場』」
ナレーターやまだひさし
「西村豪庸(にしむらひでのぶ)の『社長工場』」!!
こんにちは、やまだひさしです!
ポッドキャスト番組、西村豪庸の社長工場では、インスタイルグループの代表を務める経営コンサルタントの西村豪庸さんが、ビジネス、経営に関することを独自の視点で解説していきます。
西村さん本日もよろしくお願いします。
工場長西村豪庸
お願いします。
ナレーターやまだひさし
この回は4月24日に収録しており、外出自粛期間中ということで、僕らも遠隔で収録をしています。
僕はTOKYO FMのDJなのですが、TOKYO FMのDJが何人かコロナりまして、エラいことになっています。
もしも私が保菌者で、インスタイルグループの代表であるヒデちゃんにうつしてしまったら、末代にもわたって謝っても謝り切れないので、今日は万全を期して、遠隔で収録です。
ヒデちゃんは、体調大丈夫ですか?
工場長西村豪庸
僕はやれることを全部やったうえで、ベストを尽くしてますから多分大丈夫だと思いますけど、自分で責任取れることでもないんで、一応かかっているという前提で行動してます。
ナレーターやまだひさし
さすが、グループの代表はちゃんとルールを守りますね。
インスタイルグループは、テレワークでどんな問題が出ているのか
ナレーターやまだひさし
ということで、今日のテーマは「テレワーク」です。
2020年4月7日、緊急事態宣言が発令されて「オフィスでの仕事は原則自宅で行い、ローテーションを組むなどして、出勤者の数を最低7割は減らすように」と、政府から企業へと要請されました。
これにより、東京の通勤電車の利用量は6割減となっているそうですが、全国的に見たテレワークの実施率は3割程度、東京だけで見ると約5割がテレワークを実施してるようです。
そうは言っても、まだまだ電車が満員だったり、いろんなオフィスの電気がついていたり、実際にどの程度の人たちが行動に移してるのか、今はまだ見えない状況です。
工場長西村豪庸
だって「社員の80%以上を、テレワークに切り替えてますか?」って質問じゃなくて「テレワークを実施してますか?」って質問でしょ?
「テレワークを実施していますか?」っていう質問で「している」と答えた人が96.7%とかいう、めちゃめちゃ高い比率の結果の調査があったけど、1000人いる社員の中で1人でもテレワークを実施している会社も「している」って答えてたら、そりゃすごいパーセンテージになりますよね。
ナレーターやまだひさし
その聞き方だったら、1人でも「してます」ってなりますからね。
実際、テレワークによって感染リスクは下がりますし、集中して作業ができるようになったり、通勤時間や交通費がかからなくなるなど良い面もありますが、その一方で、面と向かってしゃべっているわけではないので、相手の気持ちが分かりにくかったり「この人ほんとに仕事してるの?」という疑問も出てくるわけです。
現に今、僕らもテレビ電話のような形で収録しており、顔だけしか映ってない状態ですので、下半身が裸でも問題ないわけです。
その他にも、プリンターやハンコがなかったり運動不足になるなど、問題は山積みです。
自粛が解除された後も、在宅勤務の必要性はこのまま続くと予想されているんですけど、最近は社外の営業もオンラインになってたり、オンラインセミナーやオンライン飲み会、オンライン面接など、これまで人と会って話すのが当たり前だったものが、コロナによって大きく変わろうとしていると思うんです。
インスタイルグループは、もともとテレワークはしていましたよね?
工場長西村豪庸
そうですね。
社員が一定数を超えてきて、目の前でみんなを見れた方がいいから仕方なくこの1、2年で初めてオフィス作りましたけど、そもそも僕は
「100万円のオフィスを10人で借りるぐらいだったら、1人5万円ずつ配ってあげた方が会社も50万円安いし、みんなも5万円給料増えるからいいでしょ?」
っていうタイプの人間なんで、二十数年前からオフィスはいらないと思ってます。
ナレーターやまだひさし
期せずして、その時代が来ちゃいましたね。
インスタイルグループでは、テレワークの実施によって、何か問題は起きていますか?
工場長西村豪庸
すごい大きい問題が起きてますね。
俺が寂しい。
ナレーターやまだひさし
社長かわいい 笑
そうだよね。
会うためにビルも借りたのに、会えないもんね。
「緊急事態宣言が解除された後も、テレワークが続くのでは」と言われているんですけど、インスタイルグループはコロナがきっかけで始めたテレワークじゃないから、テレワークの位置づけがみんなとはちょっと違うかもしれませんね。
工場長西村豪庸
そうですね。
特に赤坂本部メンバーには、もともと「今日はテレワークね、勝手にして」みたいなことはやってたから、あんまり関係ないんですけどね。
ナレーターやまだひさし
僕もグループ内での連絡手段として、Slackというコミュニケーションツールを使い始めましたけど、あれで全然みんなと意思疎通をとれますしね。
工場長西村豪庸
ZoomとかSlackは、コロナが流行る前からうちには当たり前にあったツールだからね。
ナレーターやまだひさし
僕はずっと「ノマドDJになりたい」って言ってきたんですけど、この状況で期せずして叶ってしまったんです。
今までは放送局に行って、電波塔からでないと発信できなかったので、やむを得ず放送局に行ってましたが、今や普通に自宅からTOKYO FM38局のラジオを放送できますからね。
工場長西村豪庸
そういうことを考えると、頭に地方名が付いてるのもすごいシュールですよね。
どこに居ようが北海道FMだし、沖縄FMだし「今日はパリからTOKYO FMをお送りしています」みたいなこともできますしね。
これからはテレワークを考慮して、ノートパソコンを支給するべき?
ナレーターやまだひさし
聞いたところによると「急に明日から在宅勤務って言われたけど、ノートパソコンがないから自宅で作業ができない」など、いろんな問題が出てきたらしいんですよ。
デスクトップはノートパソコンに比べて半額ぐらいの値段だけど、今回のようなことが起きて自宅で仕事をする時間が増える場合を考えると、やっぱり社員にはデスクトップではなくノートパソコンを支給しておくべきなんですか?
工場長西村豪庸
今回のコロナはたまたま期間が長いけど、テレワークの日が年間5日とか10日しかない会社だったら、その5日間とか10日間、社員を休ませないために15万円多く支払ってノートパソコンを支給する方がいいのか、もういっそのこと休んでもらっちゃった方がいいのかって話ですよね。
元々テレワークありきで組んでたら別ですけど、大体は違うじゃないですか。
だから、まず最初に考えなきゃいけないのは、社員一人ひとりの生産性と、社員の人数と、年間どのぐらい期せずしてテレワークじゃないといけなくなるのかじゃないですか?
極端な話、1人か2人だったらノートパソコンをパソコン本体のように使って「普段、会社ではキーボードとディスプレイに繋いでデスクトップのように仕事ができるけど、家でも仕事ができるように、何かあったときには持って帰ってね」で、全然いいと思うんですよ。
ナレーターやまだひさし
ヒデちゃんも、完全に使い分けて、全て持ち歩いてますもんね。
工場長西村豪庸
僕、スマホとipadしか持ち歩かないですしね。
ナレーターやまだひさし
今やもう、ビジネスマンは自分の効率のためにも、ファイルなどを全て共有したデバイスを持っていた方がいい時代になってきてますよね。
工場長西村豪庸
フリーランスや社長だったら全部のデバイスがクラウドで繋がってて、24時間ずっと仕事しててもいいと思うんです。
でもサラリーマンの場合、ノートパソコンだけ家に持って帰ったところで、一般企業には総務部なりなんなりがあって、コーヒー豆がきれることも、ウォーターサーバーの水がきれることもなく、Wi-Fiの環境がちょっと壊れたり崩れたりしても全部対応してくれるのに、それを全部自分で対応しながら左手でキーボードを叩くみたいな、二宮金次郎セカンドバージョンみたいなことをやらなきゃいけないわけじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
結局、違う仕事が増えたとも言えるのか。
テレワークで雑談がなくなることによる弊害
ナレーターやまだひさし
あとは、先ほどヒデちゃんが言ってましたけど、人に会わなくなる時間が長く続きますから、人間的な部分での問題は生じてきますよね。
工場長西村豪庸
ちょっと辛いですよね。
ナレーターやまだひさし
このままで済むとも思えないですしね。
いくらテレワークで仕事が滞りなく進んでるからと言って、今の状態で新しい事業が生まれたり、新しい信頼関係が芽生えるかといったら、やっぱりそこは難しいですよね。
工場長西村豪庸
テレワークによって雑談がなくなるというのは、よく言われることですよね。
ナレーターやまだひさし
僕は、今でもまだ必要だと思って、人に会いに行ってるわけですよ。
雑談の中から何か新しいアイデアが出てきたり、たわいもないものからヒントを見つけたりすることもありますからね。
工場長西村豪庸
今、全部がテレワークになって生産性が上がるっていう言い方もできるけど、長期的に見たときにどうなのかっていう話はありますね。
ナレーターやまだひさし
実はこの間、あまりにも寂しすぎて、知り合いのミュージシャンとかアーティストとか、いろんな人たちが集まって、Zoom飲み会をやったんです。
LINEのグループに大体150人ぐらいいて、その中の18人ぐらいが参加して、夜10時から朝3時まで飲んでたんですけど、みんな雑談の中の方が
「音楽業界でこんなことをやろう」
「こんなイベントどうだろう?」
って、いろんなアイデアがどんどん生まれてくるんだよね。
それまで自粛してて誰ともしゃべってなかっただけに、みんな堰(せき)を切ったように話し始めて、意外にそこで建設的な意見が出てきたりしたんですよ。
ビジネスだと、そういう雑談をしてないからね。
インスタイルグループで「社長、飲みましょうよ! 今からZoom繋いでいいですか?」って言いづらいですもんね。
工場長西村豪庸
オンライン飲み会をいい感じに成立させるとしても、やっぱり同じものを食いたいじゃないですか。
この間、遠隔の先の友達と同じ出前頼んで同じワイン開けて、Zoomワイン会をやったんですけど、やっぱりちょっと微妙ですよね。
「なんだろう。 この1Pでも2Pでもない、1.5Pみたいな感じ」みたいな。
ナレーターやまだひさし
僕たちの飲み会では何が起きたかというと、やっぱりお金持ちのミュージシャンは高い酒を飲んでるんですよ。
で、僕らが安い酒を飲んでるから、毎回Zoomのモニターに向かってボトルを見せた瞬間に
「なんでそんなものが家にあるんだ!」
「今すぐ持ってこい、この野郎!」
って、罵倒が始まるのが面白かったです。
雑談がなくなって事務的なテレワークだけになると、新しいアイデアだったり打開策が出てこなくなって、無機質なものになってしまうかもしれないですね。
工場長西村豪庸
「生産性、効率だけじゃなくて、非効率に投資する」
って言ってる俺が
「すげー生産性と効率性が上がってますよ」
って言ってたら、嘘になるからちゃんと言いますね。
寂しいです 笑
ナレーターやまだひさし
非効率と言われようがなんと言われようが、寂しいという問題だけは、今のところ解決できないですもんね。
助成金や銀行からの融資は活用した方がいい?
ナレーターやまだひさし
様々な助成金制度が始まっていて、テレワークのための助成金なんかもあるんですが、やっぱりこれはどんどん活用した方がいいですか?
工場長西村豪庸
貰えるものは、貰った方がいいんじゃないですか?
ナレーターやまだひさし
僕の会社である有限会社やまだマイクでは、イベントの仕事がゼロになってしまったんですけど、これは申請できるんでしょうか?
工場長西村豪庸
どうかな?
融資の審査は今めちゃめちゃザルだし、利子もないんだから、借りたらいいんじゃないですか?
ナレーターやまだひさし
もし企画や発案があるならば、銀行からの融資もアリということですか?
工場長西村豪庸
それはあってもなくても、まあ勝手にしなはれって話じゃないですか?
逆に助成金とかの申請だと、1年後、2年後の報告とか必要なんですよ。
ナレーターやまだひさし
そこを考えなはれ、ということですか?
工場長西村豪庸
誰だって
「この件で50万円、100万円をあげるから、ちゃんと報告ぐらいしてね」
って思うじゃないですか。
例えば、子どもとか親戚の子と
「パソコンを買いたいから、僕に30万円を投資してください」
「じゃあ30万円あげるから、1年後にどうしてるかちゃんと報告してきなさいね」
っていうやり取りをして
「僕はコミックスタジオも自分のお小遣いで買って、漫画家になるための道を歩み始めました。 おじさん、30万円ありがとう!」
って言われるのと
「30万円くれたんだからガタガタ言うなよ、報告とかうるせぇよ」
って言われるかで、たいぶ印象が違いますよね。
「おじさんにもらった30万円で買ったノートパソコンで、動画編集してYouTube始めたから、すごい楽しいです!」
ぐらいの報告はくれよって話じゃないですか。
それなら別に助成金を貰わないでやればいいし、ひたすら上むいて口開けて「餌を運んでくれなきゃ嫌だ」って言われても困りますよね。
ナレーターやまだひさし
そんな都合のいい話ないだろってことですね。
多分、ネット上だから余計に短絡的になってるんでしょうね。
あまりにも勉強不足で、ただただ吠えてしまうようなノイジーマイノリティの人たちが、SNS上で主役になってきちゃうのが良くない気がします。
コロナにかかった人を周りが糾弾すると、余計に良くない方向に向かう
ナレーターやまだひさし
石田純一さんの件とかもそうですけど、今はそういうことだけをただ糾弾してる場合じゃないじゃないですか。
工場長西村豪庸
そもそも感染した人を糾弾するのは、ものすごく良くないですよね。
感染した人は被害者であり、まずはコロナが一番悪いんです。
じゃあ、コウモリを殺しまくればいいのかと言ったら別にそんなこともないし、感染した人がこうやって叩かれるってなったら、みんな隠すわけじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
余計に良くない方向に行きますね。
工場長西村豪庸
隠さなければ顕在化しないけど、もっとみんなで
「叩かれると思って怖かったかもしれないけど、よく言ってくれた」
「これであなたの周りの人は、これからちゃんと気を付けて行動できる」
って言ってあげないと、どんどん隠れようとするじゃないですか。
僕が今、芸能人をやっててコロナにかかったとしたら、コロナにかかったって言いたくないですもん。
ナレーターやまだひさし
そういう風潮になっていると、余計にみんなが言わずに過ごすことになるもんね。
工場長西村豪庸
会社のミスを社長がどう言うかみたいなのに似てますよね。
「よく間違いをちゃんと言ってくれた!」
じゃなくて
「テメーなにやってんだ、ぶっ殺すぞ!」
って言うと、次から社員は言わなくなるのと一緒です。
ナレーターやまだひさし
社員のミスを、社長も我がことのように一緒になって考えれば解決策も出てくるけど、別に決してそいつだけのせいじゃないし、そいつをただクビにしたって済む問題でもないんだっていうことと似てるね。
テレワークの普及によってオフィスはなくなる?
ナレーターやまだひさし
今後、テレワークが一般的になるとオフィスも無くなっていくと思いますか?
工場長西村豪庸
無くならないんじゃないですか?
結局、みんなそんなに簡単に変われないと思うんですよね。
今は必要があって、しょうがないから対応してるけど、別にそうじゃなくてよくなったら元に戻るわけじゃないですか。
言い古された言葉だけど、明けない夜はないし止まない雨はないし、今回の件もいつになるかは分からないけど必ずどっかで平常化するんです。
結局、喉元を過ぎれば熱さを忘れるのが人間だから、元に戻るわけじゃないですか。
3.11の後、みんな節電、節水してたでしょ?
もし今後、みんなテレワークに切り替わってオフィスがなくなるっていうんだったら、その人たちは今も節電してなきゃいけないし、節水も続けてなきゃおかしいんです。
ナレーターやまだひさし
震災のときもそうだし、太古の歴史から何回も同じような場所で津波が起きてるのに、それでも喉元を過ぎれば、またあそこら辺に家建てちゃうんですよね。
工場長西村豪庸
先祖塁代の土地に文句をつけたいわけじゃないけど、さんざっぱら津波が来たところに縄で首をくくりつけられて「そこに家を建てて住みなさい」って言われたわけではないのに、そこにまた家を建てるっていうのは、さすがに自分の選択やろって話じゃないですか。
ナレーターやまだひさし
実際建ててるし、そんなに簡単には変わらないんだな。
工場長西村豪庸
だから、オフィスはなくならないと思います。
乙武洋匡さんも書いてましたけど、みんなが当たり前だと思ってたけど、この状況でできなくてストレスに感じてることって、そもそも最初からしたくてもできない人がいて、例えば身体障害者と呼ばれる人たちはずっと声を上げていたけど、自分事にならなかったから初診からの遠隔診療とかテレワークがなかなか進まなかったと。
でも今回、圧倒的大多数の、いわゆる健常者と言われる人たちにとって自分事になったおかげで、あっという間に世界が変わって「悔しいけど、残念ながらこんなもんだよね」と言っていて、ものすごく正論だし気を付けなきゃいけないと思いましたね。
やっぱりこの世の中って圧倒的大多数のために、平時を前提条件に作られてるから、コロナをきっかけに、今まで一切テレワークを進めてこなかった会社がテレワークになることで、片道1時間の通勤が辛かった社員に良い選択肢が1つ増えるとか、不幸中の幸いって言葉がぴったりなのかもしれないけど、良いきっかけなのかもしれないですよね。
ナレーターやまだひさし
僕らは、ターニングポイントみたいに考えていくしかないですもんね。
テレワークの普及によって、全国的に少しだけIT化が進んだ
工場長西村豪庸
僕も3月の末くらいに「テレワークできるやつは、すぐさまテレワークに」って指示出したけど、経理とかやってる子は家に段ボール30個分の資料を持って帰らなきゃいけないの? ってなるじゃないですか。
極端な話、うちは別にハンコを持って帰ってもらったっていいし、資料もペーパーレスにできるんです。
でも、いまだにほとんどの企業は、請求書を紙で送ってくるし、全部の企業がそれをやってくれないとダメじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
そうですよね。
工場長西村豪庸
でも今回の件で、今までずっと
「E-mailとかありません、ファックス送ってくれ」
って言い張ってた取引先が
「メールでいいですか?」
とか言ってきて
「いやお前、メールでいいですかじゃねえよ!
ファックスでお願いしますってひたすら言ってたじゃねえかよ、この野郎!」
ってことがありましたね。
ナレーターやまだひさし
どの口が言うんだ 笑
でも、今回の件でやっとこうなったとも言えるんだね。
工場長西村豪庸
ネットワーク理論じゃないけど、結局は片方だけじゃダメなわけじゃないですか。
だから、こういうエポックメイキングな出来事があるのは、不謹慎かもしれないけど、不幸中の幸いのうちの1つかもしれないですよね。
ナレーターやまだひさし
ほんとですね。
僕もそうなんですよ。
僕のラジオの現場で言うと、深夜放送だから「生放送でゲストに来てくれ」って言っても、ビッグなアーティストになるに従って腰が重かったりするんです。
でも、リモートゲストって言ったら誰でもすぐに出てくれるようになっちゃって、なんだそれっていうね。
でも、そういう良い面もあるわけだから、とにかくポジティブに考えていくしかないし、なんとかそういうことを活用していきながら、しのいでいくしかないですもんね。
ナレーターやまだひさし
さあ皆さん、テレワークについて、どうお考えだったでしょうか。
もちろん長所だけじゃないですけど、それによってまた新たな働き方だったり、自分の仕事を見つめ直すきっかけにもできると思います。
今後もまだまだ自粛期間が続きそうなので、テレワークで『社長工場』を続けさせてもらいます。
ヒデちゃん、僕だって寂しいんですよ。
こんなに会ってないことが今までなかったので、多分会ったらハグしちゃうと思います。
工場長西村豪庸
濃厚接触ですね 笑
工場長西村豪庸
ありがとうございました。