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第72回「会食の場所の選び方」

会食で大衆居酒屋に行くのは、必ずしもNGではない?

読むポッドキャスト 第72回「西村豪庸の『社長工場』」

    トピックス一覧
  1. 会食をセッティングするときは行き慣れたお店の方がいいのか
  2. 会食で大衆居酒屋に行くのは、必ずしもNGではない?
  3. 初対面の会食に遅刻してやってくる人
  4. 会食で香水をつけてくる人
  5. お店の雰囲気の作り方
  6. 高級和食店で使える、和食のマナー
  7. お店の人に嫌われる隠語
  8. 会食でお会計をスマートに済ませる理由

ナレーターやまだひさし

「西村豪庸(にしむらひでのぶ)の『社長工場』」!!

こんにちは、やまだひさしです!
ポッドキャスト番組、西村豪庸の社長工場では、インスタイルグループの代表を務める経営コンサルタントの西村豪庸さんが、ビジネス、経営に関することを独自の視点で解説していきます。

西村さん本日もよろしくお願いします。

工場長西村豪庸

お願いします。

ナレーターやまだひさし

今日のテーマは「会食の場所の選び方」

世間はクリスマスなので、ビジネスマンにとってはこれから忘年会があったり、飲みニケーションが増える時期でもあります。

そこで今回は「会食の場所の選び方」について、食通のヒデちゃんにいろいろと聞いていきたいと思います。

ヒデちゃんは今、夜はどれくらいの頻度で外食してるんですか?

工場長西村豪庸

100%っすね 笑

ナレーターやまだひさし

自宅で自分で作って食べる時間なんてほぼ無い?

工場長西村豪庸

時間がないというか、誰かしらとどこかしらで食ってますね。

会食をセッティングするときは行き慣れたお店の方がいいのか

ナレーターやまだひさし

会食をセッティングするときは、1度も行ったことがないお店ではなく、少なくとも2、3回は行ったことのあるお店に連れて行く方がいいんですかね?

工場長西村豪庸

僕の場合は会食って広く使うので、会食の種類にもよりますけど…

ナレーターやまだひさし

それがただの飲み会のときもあれば、そこで仕事を詰めて決めるときもあれば、やっぱり流動的にはなるわけですよね。

工場長西村豪庸

でも僕は基本、行ったことある店へ行ってますね。
行ったことない店っていうのは、よっぽど仲が良い人との会食ですね。

ナレーターやまだひさし

セッティングする側である以上、やっぱりある程度の情報がある店の方がいいということですよね。

工場長西村豪庸

そうっすね。

例えば、一流ホテルのコンシェルジュって、おすすめするレストランとかに絶対に行くようにしてて、それが経費として認められたりしてるんですよ。

ナレーターやまだひさし

へえー!
そうなんですか!

工場長西村豪庸

全部が全部は認められたりしないから、半分は自腹を切って行ってたりする、デキるコンシェルジュとかも中にはいるんですけど。

その理由がデート向けって書いてあるけど、実際に行ってみたらすげえうるさかったとか。
ビジネスマン向け、会食向けって書いてあるけど…

ナレーターやまだひさし

ガーリーというか、ラブラブな内装だとか 笑

工場長西村豪庸

そういうのがあったりするから「一応ちゃんと行って、チェックしましょうね」とか。

ナレーターやまだひさし

確かにそうじゃないと、すごく失礼にあたるクライアントも、たまにはあるわけですもんね。

工場長西村豪庸

「ホテルのコンシェルジュがおすすめするから行ったのに、最悪だったじゃねえか!」とかありえるから。

ナレーターやまだひさし

やっぱり雑誌とか、SNSだけを信頼していても…

工場長西村豪庸

ちょっとキツイよねと。

会食をどう定義するかですけど 笑
実際に行くっていうのは、いまだにホテルのコンシェルジュとかでもあるので、僕も基本的には行ったことのあるお店に行きますね。

ナレーターやまだひさし

じゃあ個室がどうかっていうのも、TPOに合わせてということですよね。

工場長西村豪庸

相手とか、ああだこうだによりますね 笑

会食で大衆居酒屋に行くのは、必ずしもNGではない?

ナレーターやまだひさし

いい大人が会食と言っておいて、大衆居酒屋に行くわけにはいかないと思うんですけど、どれくらいの価格帯のお店を選ぶことが妥当ですか?

工場長西村豪庸

それもハイパー難しいです。

「大衆居酒屋に行くわけにはいかない」って言うけど、この間、外国のクライアントと話をしてたときに

「今度日本で、ヒデのオススメの『バー』に連れてってくれ」

って言われたんです。

ナレーターやまだひさし

だいたいヒデちゃんの中にも、お店のチョイスが出てきますね。

工場長西村豪庸

せっかく日本に来てくれたから、日本を味わいたいだろうから、飯屋だったら和食だな、寿司だな、すき焼きだな、天ぷらだなとか。

要するに、ティピカルジャパニーズを体験させてあげればいいじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

まあね、そうですよね。

工場長西村豪庸

だから日本の洋風のオーセンティックバーに連れてったら、当たり前だけどイヤですよね。
とは言え、日本のバーテンダーの技術って世界一なんですね。
日本は、氷の扱いとかフレッシュフルーツの扱いとか、職人芸なんでダントツ世界一なんですよ。
もちろんパリにもニューヨークにも、有名なホテルとかいろいろあるけど、技術で言ったらNo.1だから、海外から学びに来るんです。

だからおすすめの "バー" に連れてってくれと言われたときに、一応確認したんですよ。
「本当にいいのか?」と。
「バーってどういうのをイメージしてるんだ?」って聞いたら、彼らの言うジャパニーズバーは居酒屋なわけですよ。

ナレーターやまだひさし

工場長西村豪庸

一流のホテルのバーとか、街場のオーセンティックバーに連れて行ったところで「これはニューヨークにもあるし知ってる」って話じゃないですか。

ナレーターやまだひさし

まあね、そうですよね。

工場長西村豪庸

ゲストのことを考えたときに、このゲストは外国人でティピカルジャパニーズを経験したいわけですよ 笑
そういうときに、オーセンティックバーで

「ここはね、すごく良いマティーニを出すんだ」

とか言われても…

ナレーターやまだひさし

「いやいや…」と 笑

工場長西村豪庸

そういうときには、僕も大衆居酒屋へ連れていく可能性があります。

ナレーターやまだひさし

バーっていう言葉の、その先までちゃんと聞いてあげれば

「そういうことを求めているのね。
だったら大衆居酒屋が一番ベストかもよ」


ってなるかもしれないということですね。

工場長西村豪庸

はい、磯丸水産みたいなの。

ナレーターやまだひさし

「24時間やっていて、これだけ鮮度が良いものが出せるんだよ」
「おぉ、お前たちアメージングだね」


って言われる可能性があるわけですもんね 笑
だから会食の前に、それぐらいのコミュニケーションができた後だと、お店のチョイスもしやすいですね。

工場長西村豪庸

だから、ゲストが何を求めているかです。

初対面の会食に遅刻してやってくる人

ナレーターやまだひさし

ある著名人の方の話で、初対面の会食で場所が分からなくて、時間に遅れてきた相手にすごく激怒した…って話を聞いたことあるんですけど…

そういう、会食なのに時間に遅れてくる人についてはどう思いますか?

工場長西村豪庸

僕の親友のミュージシャンは、沖縄時間みたいに「〇〇時間(なになにじかん)」っていう名前があるぐらい時間に遅れるやつだったんで、あんまり気にならないですね 笑

ナレーターやまだひさし

それぞれの時間があるからね 笑

激怒して帰るなんてことは、今までないですか?

工場長西村豪庸

激怒して帰るはないですね。
2時間待たされたとかありますけど、遅れてきたからって理由で、激怒して帰ったことはないですね。

ナレーターやまだひさし

でもそういう方と、商談になりますか?怖くないですか?

工場長西村豪庸

そのときは、相手が仕事してるって分かってたんで

「あっ、仕事が押してて連絡できないんだろうな」

と思ってて。
事実、仕事が終わったら速攻で連絡が来て

「すいません、これから30分で行きます」

って。
俺は、お店の子には申し訳ないなと思ってたら、お店も「全然大丈夫ですよ」って言ってて、ラストオーダーには間にあったので「良かったね」ぐらいの感じですかね。

ナレーターやまだひさし

そこは、そんなにトラブルになったことはないですね。

じゃあ選んだ会食の場で「ちょっとヒデちゃん、ここじゃないよ…」みたいな感じになったことってないですか?

工場長西村豪庸

「ここじゃないよ」って思ってるかもしれないけど、言われたことはないです 笑

ナレーターやまだひさし

まあね 笑

逆に「こんなところを会食のセッティングでしてくれるなんて、ちょっと嬉しいわ」みたいなことは、今まででありましたか?

工場長西村豪庸

だいたい嬉しいですけどね。
でも、ほぼ僕がセッティングするし、ほぼ僕が支払うので。

ナレーターやまだひさし

自分でお店の情報とかを探して、まずは一人で行ったりとか?

工場長西村豪庸

そういうときに、社員と仲良いと便利ですよね。
「行こうぜ行こうぜ!」って言って 笑

ナレーターやまだひさし

社員も連れてってもらえば美味しいものを食べれるし、データも取れるっていうことなんですね。

工場長西村豪庸

秘書とかと行ったり、社員と行ったり、グループの社長と行ったりしますね。

会食で香水をつけてくる人

ナレーターやまだひさし

お魚とか新鮮なものを扱う場所で、香水とか付けて行くのはOKなんでしょうか?

工場長西村豪庸

ああー、NGなんですけどね…
NGなんですけど、いますよね。

ナレーターやまだひさし

やっぱりマナーとしてはダメなんですね。

和食、洋食もやっぱり関係がありますか?

工場長西村豪庸

食材の香りを邪魔するような、強すぎる香水はどっちもNGなんですけど、和食の方がもちろん厳しいですね。

ナレーターやまだひさし

できれば気を付けてもらいたい、と。
禁煙を掲げてるお店はありますけど「禁香水」は書いてないですもんね。

工場長西村豪庸

そうなんすよね。

この間もうちの寿司屋で、隣に強烈なやつがおったんですよ。
目をつぶってても、トイレに立ったか分かるみたいなの、たまにあるじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

カウンターですから、香りが入ってきますしね 笑

工場長西村豪庸

あれつらいっすよね…
なんとかならんかなと思うときもありますが、麻痺してるんでしょうね。

もし万が一、自分がご招待したお客さんとかで「(香りが)強かったな」と思ったら、その方が出てってからお店の方に「すみません」って謝るでしょうね。

ナレーターやまだひさし

店の方は確実に気づいていらっしゃるわけですもんね。
で、ちょっとひと言…

工場長西村豪庸

ごめんなさいは言いますね。
なんだったら周りのお客さんに、良いワインを1本抜くかもしれない 笑
お店にも抜かずに1本入れて、お金だけ落として帰るかもしれない。

ナレーターやまだひさし

それぐらい、お店や他の周りのお客さんにも失礼にあたる場合があるんですね。

お店の雰囲気の作り方

ナレーターやまだひさし

大きい声で喋る人もいると思うんですけど、それはどうですか?

工場長西村豪庸

大きい声で喋るを全部否定するつもりはなくて、盛り上がってたりしてても、BGMとか接客とかで、お店もコントロールできるじゃないですか。

「ごめんなさい、ちょっと静かにしてもらえますか?」

を上手くお店の人が言ったりとか。

やっぱりお店の雰囲気って、お客さんも一体となって作るじゃないですか。
お客さんに対してそのサービスマンが、上手く一緒に雰囲気を作ってもらうか、みたいなのも腕の見せどころだと思うんで。

上手くその範囲内に落とし込めるかじゃないですかね。

ナレーターやまだひさし

こういうのはたぶん、ヒデちゃんは過去に飲食を経営してたり働いてたから学べた経験値ですね。

工場長西村豪庸

だと思います。

ナレーターやまだひさし

こういう経験をしてない普通の起業家や経営者は、会食でのマナーって分かんないと思うんですよ。

例えば、目上の人との会食で、先に自分が食事の箸をつけるのはどうなの?上座はどっちだ?ってのとか。

工場長西村豪庸

そうですね。
気にする人は気にしますからね。

ナレーターやまだひさし

そういう方は、いまだにいらっしゃるじゃないですか。

工場長西村豪庸

僕はサービスをしている側だったから、当然サービスをされる側が「どれが正しいか」が全部分かったうえでやってたから。

ナレーターやまだひさし

その動きも気になるわけですよね。
ですから、内装も何もかも全部が高級志向で、すばらしい店だとしても、サービスができないと…

工場長西村豪庸

「ハードは一流ソフトは二流」みたいなところも、残念ながらありますからね。

ナレーターやまだひさし

西村さんにとっては見えちゃうわけでしょう?

工場長西村豪庸

でもそれはしょうがないですよね。
逆もまたしかりです。

ナレーターやまだひさし

その中でも、何本かの指に入る「ここは間違いないよね」っていうのはやっぱりあるわけですよね?

工場長西村豪庸

ありますあります。

ナレーターやまだひさし

「ここだ!」っていうときには、そこを選んでますか?

工場長西村豪庸

それもだから人なんですよね。
「さりげないサービスがすごい一流だな」っていうところに、ギンギラギンにさりげないのがほしい人には、いらないんですね。

「いや、俺をチヤホヤしてくれよ!」っていう人は、チヤホヤしてくれるお店に連れて行くのが正解じゃないですか。

ナレーターやまだひさし

全然変わってきますもんね。

工場長西村豪庸

例えば「できれば放っといてくれ」っていう著名人のお客さんに対して

「あ!〇〇さんですよね?いつも拝見してます!」

みたいなのとか。

ナレーターやまだひさし

言われて嬉しい人もいるけど、そうじゃない人もいるんだと。

工場長西村豪庸

「サインください」が嬉しい人もいれば、ウザい人もいるわけじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

そうですね。
それで「ヒデちゃん、何あの店?」って言われちゃったら、もうそれだけで失敗ですもんね。

高級和食店で使える、和食のマナー

ナレーターやまだひさし

高級なお店に行くと、使用している食器や家具とかも、ものすごく高級なときがあるんです。
僕らもそうなんですけど、そうすると緊張してしまって「傷ついてしまうんじゃないかな」って、例えば腕時計とか指輪などを外しましょうってなるんですけど、これもマナーですか?

工場長西村豪庸

和食のマナーですね。

ナレーターやまだひさし

やっぱりこれもそうなんだ。
さりげなく外すことができる人って、ヒデちゃんの中でも「あ、きっちり知ってる方なんだな」っていうふうに見える?

工場長西村豪庸

僕は外す、外さないも含めてなんですけど、実際には3パターンくらいに分けておりまして 笑

そもそも確実に外すことが分かっていて、もうアクセサリーもつけてない。
和食のすごい良いヒノキのカウンターを傷つけないように、はなから100%外している。
もしくは、外すって分かっている人との会食のときには、僕も外してから店に入ってるんですよ。

だから和食の大将に「西村さんがアクセサリーをつけてるの、見たことないです」って言われることが結構多いです。

ナレーターやまだひさし

普段は身につけてますけどね。
その店に行くのは分かってますからね。

工場長西村豪庸

「良い器が出てるな」というパターンと、一緒に入る人に注意を促すために、店に着いて席に座った瞬間に外している場合。

ナレーターやまだひさし

まず、自分からそれをすることによって「言わなくても分かってね」と。

工場長西村豪庸

極論ですけど「ちょっと心配だな」って人には「外しましょうか?」って促すぐらいのときもあります。

「この人はちょっとゴツゴツしすぎてんな。
でもここメチャメチャ良い伊万里を使ってるのに悪いな」


みたいなときは「外しましょっか?」って言って、一緒に外します 笑

ナレーターやまだひさし

自分からそれを言えば「あっそうですね」みたいに。

工場長西村豪庸

そういうパターンと。
そもそも洋食とかだと、食器を使ってカチャカチャやるので、別に器を直接触ることもないっていう理由で、そもそも外さないので。

ナレーターやまだひさし

それだけでも全然違いますね。
それが分かる人は、たぶんヒデちゃんの中でも一目置くじゃないですけど「こういうことは一通り、ちゃんと学んできた人なんだな」っていうのは見ますよね。

工場長西村豪庸

お店の人も「西村さんには安心して良い器で料理を出せる」って言われたことも、何度もあります。

ナレーターやまだひさし

お店の方は、そこも見てますもんね。

工場長西村豪庸

逆に、お店の人はそれを見て「良い器で出さないこともあり得るんだよ」っていうことを、覚えておいてって感じですね。

ナレーターやまだひさし

むしろね。

工場長西村豪庸

自分がいつも食べてるのは、その店で一番いい器じゃないかも知れないという 笑

ナレーターやまだひさし

大丈夫かな…
すげえフレンチに行ってるのに最終的に紙皿、紙コップとか…笑

工場長西村豪庸

アハハハ!笑

ナレーターやまだひさし

怖いなあ 笑
でもお店だってそうなんですよね。
論理でいうとお客さんが「金を払ってんだから、偉いんだ」みたいな態度になる場合。
もしくは逆で「俺は職人なんだ、俺は客を選ぶんだ」みたいなのではなく、本来は…

工場長西村豪庸

対等であれ 笑
フラットであれ 笑

ナレーターやまだひさし

本当ですよね。
お互いが、そういったことをちゃんと慮り(おもんばかり)ながら、その時間や空間が楽しくなるといいですもんね。

工場長西村豪庸

そうですね。

お店の人に嫌われる隠語

ナレーターやまだひさし

お寿司屋さんで、お勘定はおあいそお茶はアガリ醤油はムラサキ卵焼きをギョクなんて、業界用語で頼む人がいるんです。

この業界用語って、そもそも従業員が使う隠語なので、お客さんが隠語を使うのはおかしいという意見もありますが 笑

ヒデちゃん的には、お寿司屋さんに行ったらどうしてますか?

工場長西村豪庸

僕はまったく使ってないです。
だって

「やまださん、俺このあとケツカッチンなんで、マキでお願いします!」

って言うみたいなもんじゃないですか 笑

ナレーターやまだひさし

普通の人が言うやつね?笑

工場長西村豪庸

ヤバくないすか?笑

ナレーターやまだひさし

「あれっ?てっぺん越えちゃいました?」

とか言ってて

「いや、お前はサラリーマンじゃなかったっけ?」

みたいな 笑
やっぱりイヤですね。

工場長西村豪庸

そういうことですよね 笑

僕の中では一応「アガリまでセーフ」と思ってるんで、友だちが言ってて気にならないのはアガリまでです。

ナレーターやまだひさし

正解正解、僕もそうだと思います。
たぶんあれ、お寿司屋さんは使ってほしい言葉じゃないと思います。

工場長西村豪庸

もちろんそうだと思います。

ナレーターやまだひさし

これは相手にわからないように、わざわざ隠語を使ってるわけですよね。

工場長西村豪庸

僕がフレンチのサービスをやっているときに、すっげえカタカナのフランス語で「サンドリエ!」って言われたんですよ 笑

フランス語話せるけど分からなくて 笑
すげえデカイ声で、奥の方で。
「灰皿を持って来い」っていう話だったんですけど「サンドリエつってんだろ!」みたいな 笑

ナレーターやまだひさし

カタカナで 笑

工場長西村豪庸

すげえイラついたのを覚えてます。

ナレーターやまだひさし

「ずっと分からないですよそのままじゃ。
何も出てこないですよ?」
と。

工場長西村豪庸

正しい発音を教えてやる気にもならず。

「ターブルアー(テーブルA)が、サンドリエがないんだよ!」みたいな 笑
「うるせえなコイツ」って思って。

ナレーターやまだひさし

アハハハ!

工場長西村豪庸

近づいてきてボソッと言ってくれ、みたいな。

だから、本来はお客さんに気づかれないように、さりげなくサービスするための隠語でっていうのを言ってるわけで。

ナレーターやまだひさし

それを覚えちゃって、どこかでそうなっちゃったんですよね。

今はもう無いと思うんですけど、僕は六本木の『びっくり寿司』で、いまだに覚えている話があります。
僕が六本木のびっくり寿司で一番ビックリしたことは、日本人が握っていないことにビックリしたんです。
「この店名は、そういうことなのか。よくできた店の名前だな」って思ってたんですよ。

工場長西村豪庸

なるほど、びっくり寿司 笑

ナレーターやまだひさし

その後に、醤油を追加してほしかったから「醤油ください」つったら全然通じないんですよ。
「醤油を追加してください」って指差して言ったら「オォ、ムラサーキ」って言われたんですよね 笑

工場長西村豪庸

ムラサーキ 笑
びっくりですね。

ナレーターやまだひさし

「こいつ、メチャクチャや」と思って。
パープルじゃないんだもん!笑

工場長西村豪庸

ソイソースですらなかったですね
「オォ、ムラサーキ」最高っすね 笑

ナレーターやまだひさし

そいつにはムラサキって言えばよかったね。

会食でお会計をスマートに済ませる理由

ナレーターやまだひさし

会食で会計をするとき、トイレに行くふりをして誰にもバレないように会計を済ますっていうのは、スマートですか?

僕はこれ、ヒデちゃんとご飯を食べると、よく経験があります。
トイレに行ってそんなに時間もかかってなくサッと戻ってきて「行きましょうか?」つったら、もうチェック終わってますもんね。

工場長西村豪庸

別にバレたくないわけじゃないんですけど、僕は携帯にカードが入っていますからね 笑

「いやいやここは私が、いやいや僕が、ここは俺が、ここは拙者が、ここはそれがしが…」

みたいな、あーだこーだがちょっとな…と思うから。

ナレーターやまだひさし

じゃあもう、ササッと。

工場長西村豪庸

基本はそうですね。
それも角が立たない人には、バレないように払っておいて

「そんな悪いよ」
「いやいやとんでもない、こちらこそありがとうございました」


で終われるし

「ここはどうしたらいいかな?
もしかしたら1%ぐらいの確率で、なんか揉めるかな?」


と思ったら、皆の前でカードを出す。

ナレーターやまだひさし

それでちょっと、みんなにもそんなに変に気を使わせないように。

工場長西村豪庸

逆に「そこはご馳走になった方がいいんじゃない?」っていうタイミングがあれば、それはご馳走になるけど。

でもかなり目上の偉い人でも、基本は僕が払いますけどね。

ナレーターやまだひさし

でもそれが、威厳のある方だったりする場合

「何お前、若いやつが勝手に払ってんだよ!」

みたいなことにならないですか?

工場長西村豪庸

よっぽどのことがない限りないですね。
すげえ威厳のある人って、その程度で損なわれる威厳じゃないから、気にしないですよね。

でもそういう人って、逆にそういうことはあまりされないから、覚えててはくれる。

ナレーターやまだひさし

喜んでくれちゃったりして。

工場長西村豪庸

よく偉いおじいちゃんに「今日も俺がおごってやるよ」とか言って。

ナレーターやまだひさし

逆にね 笑
「そんなことを言ってくれるのか?」みたいな感じで、覚えてもらったりしてという。

工場長西村豪庸

「あの人もこの人もその人も、だいたい俺が払ってるよ」って言うと、みんなビックリしてるような、偉いおじいちゃんがいっぱいいました。

ナレーターやまだひさし

なるほど。
これもやはり "会食をしている相手によって" ってことですもんね。

工場長西村豪庸

もう本当に「相手が何を求めているか」じゃないですか。

そこで5万円、10万円と相手が多く払うかこっちが多く払ったところで、向こうの資産状況に1ミクロンも影響しないから。

ナレーターやまだひさし

そこのプライドを損ねるとか、そういうことのためにやってるわけでもないっていうことですね。

工場長西村豪庸

そうなんすよね。

ナレーターやまだひさし

今回で言うと、何が一番見分けるポイントとしていいんだろうかっていうのは、結構難しいかなって感じがして。

工場長西村豪庸

それこそ払う、払わないで言うと、僕の中にもいくつかのルールというか、ベースがあって。

例えば目上の人でも、やまださんと行っても、俺は基本的に払ってるじゃないですか。
それは以前、説明したこともあると思うんですけど、俺はやまださんに「時間をもらっている」と思っているし、それに対する「ありがとうございます」と思ってるから。

単純にかたちで表せる方がいいと思って、俺は払っているんです。

それが間違わず、誤解されずに伝わっていれば、相手が「お前よくも払いやがったな!」ってなったことって、そんなにないんですよ。

「俺、こういうことであなたには感謝してて、こういうことを伝えたくてこの行動を取ってます…」っていうのは、ちゃんと説明するので。

ナレーターやまだひさし

確かにね。
そうすれば払われた方も「おごってやったよ」じゃなくなってるから。

工場長西村豪庸

マウント取ろうと思っておごったことは、1ミリもないです。

ナレーターやまだひさし

日本はそこら辺が難しいのかも知れませんね。
おごる、おごらないとなると、ただ単に「年上だからおごれよ」とか、無理やりそうなっているような 笑

工場長西村豪庸

罰ゲームみたいに扱われて、そのお金を払うのがダメみたいなのが、かったるいじゃないですか。

例えば割り勘だったら、僕は極端な話、ワインを1本注文するのも確認したいタイプなんですよ。

ナレーターやまだひさし

そうかそうか。
みんなに聞いとかないと

工場長西村豪庸

割り勘だから、そいつらとの合意のもとでしないと。

ナレーターやまだひさし

なんでもかんでも、こっちが主導で注文をしちゃったら大変ですもんね。

工場長西村豪庸

はい。
でもうちのグループの社長は、全然関係なくいきなり強制的に「今日はお前の支払いな」ってなるときがあるんですけど 笑

ナレーターやまだひさし

怖い会社ですね。
時代が時代だったら訴えられても… 笑

工場長西村豪庸

全然平気です 笑

ナレーターやまだひさし

その社長は、高めのワインとか頼むんですか?

工場長西村豪庸

いや、それは俺が頼んだりして、みんなで飯食ってて

「っていうわけで、今日お前の支払いな?嬉しいべ?」

って言って帰るっていう、なかなかすごい会社なんですけど 笑

ナレーターやまだひさし

怖いわー、よく続いてるわこの会社!笑

工場長西村豪庸

アハハハ!

ナレーターやまだひさし

この番組を聞いただけでは、すぐに会食の場所の選び方のポイントが分かるわけじゃないんですけど…

工場長西村豪庸

本当に「相手が何を求めてるか」ってことです。

ナレーターやまだひさし

そうねえ。
その人が喜ぶことをシンプルに考えて、その思いやりから自ずと店も決まってくるし、値段も決まってくるし、注文するものも決まってくる。

マナーみたいなものを含めて見えてくるっていう感じでしょうかね。

工場長西村豪庸

そうですね。

ナレーターやまだひさし

皆さんも相手を観察しながら、会食の場所を選んでみてください。

「西村豪庸の『社長工場』」
「毎週1000万投資」と題しまして、情熱を持った起業家へエンジェル投資も行なっております。

エンジェル投資の詳細は第7回第8回の放送をお聞きください。

また、番組への質問・ご意見は下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

西村さん本日もありがとうございました。

工場長西村豪庸

ありがとうございました。

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