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第56回「AI時代のビジネス戦略」

ビジネスマンはAI時代をどう戦っていけばいいのか?

読むポッドキャスト 第56回「西村豪庸の『社長工場』」

    トピックス一覧
  1. ビジネスマンの仕事はAIによってなくなってしまうのか
  2. ビジネスマンはAIに勝てるのか?
  3. 西村工場長が思うAIは
  4. 改札鋏(ばさみ)を持った駅員さん
  5. 仕事がなくなったら人類はどうやって生活費を稼いだらいいのか?
  6. 西村工場長がAIと戦わない理由
  7. 頑張って仕事を効率化する理由は…

ナレーターやまだひさし

「西村豪庸(にしむらひでのぶ)の『社長工場』」!!

こんにちは、やまだひさしです!
ポッドキャスト番組、西村豪庸の社長工場では、インスタイルグループの代表を務める経営コンサルタントの西村豪庸さんが、ビジネス、経営に関することを独自の視点で解説していきます。

西村さん本日もよろしくお願いします。

工場長西村豪庸

お願いします。

ナレーターやまだひさし

「AI時代のビジネス戦略」

今日のテーマは「AIについて」です。

僕、最初にコレを見たときにAI(アイ)ちゃんとしか読めなかったです。

Storyを歌いたくなっちゃった。

工場長西村豪庸

1人じゃないから♪ 笑

ナレーターやまだひさし

私がキミを守るから♪ 笑

アイではなく、AI(エーアイ)です。
今後「ほとんどの仕事はAIに変わる」だとか「AIがどんどん仕事をやるから、仕事がなくなっていく」とかみんな言うんですよ。

果たしてビジネスマンは、AI時代をどう戦っていけばいいのか、今日は西村さんのお話を伺いたいと思います!

工場長西村豪庸

任しておいてください。

ビジネスマンの仕事はAIによってなくなってしまうのか

ナレーターやまだひさし

ズバリ! AIによってビジネスマンの仕事はなくなりますか?

工場長西村豪庸

なくなったらいいじゃないですかね。

ナレーターやまだひさし

えー!?
どういうことですか?

やまだひさしAIみたいなのが勝手に喋り始めて、僕は一切スタジオに行けなくなっちゃいますかね?

工場長西村豪庸

やまださんはどうか知らんけど 笑

ナレーターやまだひさし

西村さんも、コンサルマシーンみたいなAIになっちゃうんですか?

工場長西村豪庸

ありえなかないと思いますよ。

例えば医者の診断って、今はもうAIに負けてるのがほとんどなんですって。

AIの方が、画像認識能力が高いから

「あ、YOUガンだね」

みたいなのが、すげぇ早いんですって。

ナレーターやまだひさし

人間だと見間違うかもしれないけど、AIの方が優秀なんだ。

工場長西村豪庸

人間だと見落としちゃうような変化でも、AIは気づくし、例えば弁護士とかも、結局はYNチャート(Yes/Noチャート)じゃないですか。

日本の法律って前例踏襲主義なんで、例えば離婚ってなったときに

「稼ぎはいくらだから、あんたは慰謝料いくら」

みたいな。

ナレーターやまだひさし

事例が出てるから「平均値がこんくらい」って出すのは、AIの方がよっぽど得意分野なんだ。

工場長西村豪庸

カスタマーサポートは、1番いいやつのメール対応とかチャット対応をbotでやってて、そっちの方が解決する可能性が高かったりするじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

僕もこの間、自分のヘッドホンが壊れて文句を言おうと思ったら、もうAIチャットしかなかったんですよ。

だから、全然文句が言えないの。

「それはうちの商品には該当しないと思います。
もうお買い替えです」


みたいな、すごい冷たい解決。

工場長西村豪庸

ピンからキリまであって、そこはAIをあんまり使えてないところです。

1番イケてる会社は、1番イケてる社員の1番イケてる優秀な回答を入れてるんです。

ナレーターやまだひさし

だから、生で喋ろうが一緒ですよってことですね。

事案に基づいた膨大なデータから判断して、ただのクレーマーか、本当に商品に何かあるのかくらい分かりますってところまで来てるわけだ。

工場長西村豪庸

そのクレーマーに対しても、1番クレーマーを受け答えするのが上手な子の回答をちゃんと入れるから。

ビジネスマンはAIに勝てるのか?

ナレーターやまだひさし

ビジネスマンはAIに勝てますかね?

工場長西村豪庸

いや、無理っしょ。

ナレーターやまだひさし

うわ!
どうしよう!

工場長西村豪庸

なんで勝つ必要があんのか…

ナレーターやまだひさし

やっぱジャパニーズビジネスマンは、とにかく働いて働いて!笑

工場長西村豪庸

24時間働けますか?って 笑

ナレーターやまだひさし

リゲイン〜♪リゲイン〜♪
って言うくらい、働いて 笑

工場長西村豪庸

あれ「カイロ、モスクワ、パリ、ニューヨーク」ってパリ、ニューヨークは分かるけど、カイロからスタートするのが、いまだに納得いかないんすよね。

ナレーターやまだひさし

ちょっと遠い国入れときたかったんですよ 笑

工場長西村豪庸

カイロ、モスクワ、パリ、ニューヨークですよ?
前半の2つすごく納得いかないんですけど!笑

ナレーターやまだひさし

…もうこの話いいですか?笑

工場長西村豪庸

はい、すいません 笑

ナレーターやまだひさし

人間だから、こうやって話が脱線するわけですよ!笑
でもAIは脱線することがないんですよ。

そんな、冷たい社会でいいのか? ってこともあるわけじゃないですか。

西村工場長が思うAIは

ナレーターやまだひさし

ビジネスマンって、やっぱり人と人とで成立してるものもあって

「君だから契約するよ」

とか、西村さんにだって

「君だからコンサルを頼んでるんだよ」

とかあるわけですよ。
これも本当にAIになっちゃうんですか?

工場長西村豪庸

全部が全部、100%AIになるとは思わないです。

僕はAIを、トラクターとか耕運機みたいなもんだと思ってて。

ナレーターやまだひさし

道具ってこと?

工場長西村豪庸

そうです。
電卓とかなんでもいいですけど。

昔は100人の村があったとしたら、100人で農業してたんです。

数十年前まで

「今日は田植えの日だから」

って言って、みんな学校を休んで田植えをしてた時代があるわけですよ。

ナレーターやまだひさし

あったあった。

工場長西村豪庸

それを、化学肥料の発達と農業機器の発達のおかげで、100人中99人が就農しなくて済むようになったじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

他のことをやってて良いようになったわけだ。

工場長西村豪庸

99人がホワイトカラーになっただけで。
この99人のホワイトカラーがAIに取って替わられたら、残りの98人はなんかするっていうだけの話だと思うんですよ。

ナレーターやまだひさし

抗ってもしょうがないから。

工場長西村豪庸

トラクターが生まれたのも、耕運機が生まれたのも、電卓が生まれたのも、素晴らしいことじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

むしろそれで、享受した人もいっぱいいたわけだから。

工場長西村豪庸

「AIが仕事を奪う」

って言うのは

「AIが農業をやらせてくれない」

って言ってるのと、同じじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

Uberが出てきたときも、タクシー業界が「どうしてくれるんだ?」って言ってたけど、自動操縦の時代が来ちゃったらそれは仕方ないじゃないと。

残念ながら道も詳しくないあなたが、いつまでも「俺の仕事が!」って言ってたら負けちゃうよってことだ。

工場長西村豪庸

「俺はポケベル屋の社員なんだよ」
「俺はそろばん塾と、そろばん製造会社の社員なんだよ」

って言ってるのと、一緒じゃないですか。

世の中は良くなってく一方で、それは絶対に抗えないから。

ナレーターやまだひさし

ここにいつまでも反旗を翻してても、キリがないよって話ですね。

工場長西村豪庸

AIって言うから分かりにくいのかもしれないけど、トラクターでも食器洗浄機でも、券売機でもいいです。

ナレーターやまだひさし

便利になったし、100人分の仕事が1人でできるようになって、だいぶ余暇ができたでしょうと。

工場長西村豪庸

そこは、諦めてもらっていいですか?っていう話で。

ナレーターやまだひさし

また、次を探していくしかない。

改札鋏(ばさみ)を持った駅員さん

工場長西村豪庸

Suicaの前でもそうですけど、切符を入れる自動改札ができたときに、あのチャキチャキ…ってもぎりのね

ナレーターやまだひさし

カッカッカッカッ…って、回してた!

工場長西村豪庸

今の子たちはきっと、分かんないでしょう 笑

当時、8歳か9歳だったんですけど

「カッカッカッ…ってやる人が居なくなるのが寂しい」

「あの人に定期を見せたら『おはよう』って言ってもらえてたのに」

って言った人がいたのを、自動改札になる当時、8歳、9歳だった僕は覚えてるんですよ。

ナレーターやまだひさし

寂しいって感情はちょっと分かるけど…笑
あの人の職を奪ってしまったかもしれないけど、あれは未来永劫続く形じゃなかった。

工場長西村豪庸

ごめんけど、いらないじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

だってそれは

「今でも馬車に乗りたいか?」

って言ったら、それはやっぱり自動車があったら自動車に乗るでしょうってことと、一緒だもんね。

工場長西村豪庸

ETCができて、高速の入口の職員もだいぶ減ったでしょうってのと一緒じゃないですか。

ナレーターやまだひさし

自分の父親でそれで食わせてもらったと思えば、確かにそこは切ない気持ちがあるとは思うんだけど。

工場長西村豪庸

もちろん!

ナレーターやまだひさし

でも、そこは言ってられないもんね。

仕事がなくなったら人類はどうやって生活費を稼いだらいいのか?

ナレーターやまだひさし

例えば、人類が仕事がなくなるとしますよ?

工場長西村豪庸

はい。

ナレーターやまだひさし

AIが、なんでもやるとします。
そうすると人類は、どうやって生活費を稼いだらいいんですかね?

工場長西村豪庸

最新の人は最新に生きていくし、いまだに「FAXくれ」とかいう人も、いるじゃないですか。

AIを全然導入しない人もたぶんいると思うし、IT化が進んでない会社もあれば、IT化がすげぇ進む会社もあると思うんです。

あるときにガラッとドラマチックに、ドラスティックに、ダイナミックに変わるかもしれないけど、すぐには訪れないじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

やり取りの仕組みで言えば、環境でも違ってきますもんね。

工場長西村豪庸

業種業態でも違うじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

そういうもので成立してるコミニュティーがあったとしたら、それはそこで生きてく道もあるしね。

工場長西村豪庸

今だって田舎に行って、そこでそんなに生活費を使わず安定的に田舎生活をしてる、1人ITデザイナーとか、1人ライター、1人アフィリエイターみたいなのがいるじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

それこそ山の中で窯を作って、陶芸を焼いてそれを売って暮らしてる人のところにいきなり見に行って、すっげぇ高い陶芸があったから西村さんが、いつものブラックカードで払うって言ったって…

工場長西村豪庸

どんだけブラックカードを言いたいねん 笑

ナレーターやまだひさし

(ブラックカード)くれるまで毎週言い続けますから!笑

工場長西村豪庸

アハハハ!
じゃあ今週1枚あげるからもう言わないで 笑

ナレーターやまだひさし

やったー!
喋っといて良かった!今週1枚くれるって!笑

やっぱり窯では電子マネーとか、クレジットカードでは払えないわけですよ。

実際問題、今でも現金という部分が残ってはいますもんね。

工場長西村豪庸

それ言うために、ブラックカードって言う必要あった?!
「クレジットカードが使えない」でよくなかった?笑

ナレーターやまだひさし

アハハハ!
そうね、ブラックって言う必要なかった!笑
やっぱりどうしても気になってるんだろうな…

俺もう、自分のカード黒に塗ろうかな?

工場長西村豪庸

俺がラッカーで塗ってあげますよ。

ナレーターやまだひさし

結局使えなくなるじゃん!笑

そうやって言うと、もしかしたらお金のために働かなくなるっていう側面もあるよね?

工場長西村豪庸

田植えと一緒、トラクターと一緒って言ったのもそうで、単純作業だけだったらAIに切り替わっていくから、AIにできないことだったら仕事になる。

逆に「AIにできること、ロボットにできることだったら、そりゃどんどん代替していくでしょうね」って言ってるだけです。

ナレーターやまだひさし

そのおかげで自分たちの時間が増えたら、そこで自分しかできないことを考えれば、それがきっとビジネスになるよってことですよね。

工場長西村豪庸

さっきの自動運転じゃないですけど、しょうもないサービスで、しょうもない態度で、道も知らないような、全部がしょうもないタクシーに当たったら

「早く自動運転になってしまえばいいのに」

って思うじゃないですか。

だけど、めちゃめちゃサービスがよくて、何がよくて、かにがよくて、みたいな人がもしいたら、それを選ぶ会社役員とかがいて、その人の役員付きの運転手になって、運転手としての給料が、2倍にも3倍にもなる可能性もありますよね。

ナレーターやまだひさし

それこそヒデちゃんでいうと、別にお金があるから高級ホテルに泊まるんじゃない。

もちろんそういう理由もなかったら泊まれないけど、その一方であるじゃないですか。
コストカットして、ロボットホテルみたいな感じでっていうのもあるけど、それって何を享受するかでやっぱ変わりますよね。

そこのコンシェルジュの人がすごい対応が良いとか、守秘義務がしっかりしてるなみたいなこととか、物の価値で一気に支払う金額も違うし、そうなってくるとそこには1番人間が介在してくる。

工場長西村豪庸

飛行機もファースト、ビジネス、エコノミーで、到着時間は変わんないですからね。

ナレーターやまだひさし

目的地に行くってことだけを果たすんであれば、別にそれでいいけど。

工場長西村豪庸

なぜ、ビジネスやファーストに乗るのかって言ったら、そこで享受するサービスなり、心地よさなりを受け取るためじゃないですか。

そういう意味でエコノミークラスのものだとか、単純作業はAIだとかロボットに取って変わられる可能性は高いですよね。

ナレーターやまだひさし

チェックインのときとかも自分でやる、もしくはロボットがやる、みたいなことだけど、もしそれに人間が関わった場合には、当然そこに違うサービスが付加されるから、そこに対して対価を払うビジネスが実際成立するしね。

人間は無駄が好きだったりとか、単に合理的なことだけを追求してるってことだけではないよね。

工場長西村豪庸

それを余裕と呼ぶか、無駄と呼ぶか。

ナレーターやまだひさし

こないだの話もそうですけど、見栄みたいなことも全部人間の独特な感情に入っているから。

そこのスキを突くというか、ちゃんとリーチできるビジネスは残りますね。

西村工場長がAIと戦わない理由

工場長西村豪庸

さっきの弁護士の話じゃないですけど、僕は「合理的、完璧、論理的」っていう戦場でコンサルタントをしてないから、それはAIに取って変わられると思うんですよ。

ナレーターやまだひさし

それだけで言ったらね。

工場長西村豪庸

弁護士で判例踏襲主義でやるんだったら、AIには絶対に勝てないけど。

ナレーターやまだひさし

データだけバッと打ち込んで

「ここのこの部分コストカットですね、以上です」

みたいな、そんな程度のコンサルだったらAIでできちゃうだろうと。

工場長西村豪庸

僕はコンサルに限らず、AIと戦わない理由はそこなんですよ。

理屈を突き詰めていく、要するに計算を突き詰めていくと、そろばんより電卓の方が良いに決まってるって言ってるのと一緒で 笑

さっきの自動運転でも、平均的なものだったら別に「自動運転でいける」とかっていうのに比べて、AIにできないこと、よく分かんないことを、しようとしてるんですよね。

ある意味、できるだけ非効率であろうとしたり、できるだけ非合理でいようとしてたり。
そういうものに、ベットしてるというか。

ナレーターやまだひさし

それすごく素敵だわ。

だからこそ、そこに人間でしかできないことが現れてきて、それを相手が受けたときにも

「これは人間同士のものだな」

と思うからこそ、そこに関係性が生まれてビジネスになる。

今ヒデちゃんと話してて、僕1回ラジオの相談をしたことを思い出しました。

工場長西村豪庸

はい。

ナレーターやまだひさし

ラジオって聴取率っていって、その数字でスポンサーの金額が決まったり降りたりってなると、数字ばっかり聞かれて…

テレビやラジオの人たちも、今はCMとか広告費がどんどんネットに取って変えられてるから、売れないそうです。

それで売りに行くと、必ず数字だのなんだの聞かれるけど、もうその営業の仕方間違ってるんじゃないかと。

車とかもそうで、プリウスを買う人は燃費を知りたいけど、フェラーリを買いたい人は燃費なんて聞いてこない。

工場長西村豪庸

そうっすね。

ナレーターやまだひさし

目的地に行くのは一緒だけど、フェラーリを買いたい人の欲求は、ちょっと違うんですもんね。

工場長西村豪庸

フェラーリだから好きなんであって、452馬力だから好きなわけでもないし 笑

ナレーターやまだひさし

だからその価値観の人に違う形でアプローチをすれば、絶対にフェラーリを買ってくれるってのはもちろんで。

工場長西村豪庸

徹底的に合理化したいんであったら、すべてプリウスですよ 笑

ナレーターやまだひさし

だけど世の中そうならないじゃない。
ここにもヒントがありますよね。

人間はそんなふうな感情では、動かないものもあるのだよと。
例えば、ちょっと無駄だと分かっていたって買うとか。

工場長西村豪庸

無駄と分かってたって、ブラックカードの年会費を払うとか。

ナレーターやまだひさし

それは僕に言わせると、本当に無駄だよ?笑

工場長西村豪庸

アハハハ!

ナレーターやまだひさし

無駄無駄!
何枚か返しなさい!笑

工場長西村豪庸

味方になってくれると思って、自分から言ったのに 笑

ナレーターやまだひさし

だってそんなに使ってないもん!
ダメだよあれは 笑

頑張って仕事を効率化する理由は…

工場長西村豪庸

僕がビジネスで本当に気にしてるのが、もちろん理屈屋だし合理的な部分もあるんだけど、そこだけにならないようにというか。

頑張って効率化する理由は、"非効率なことができる余地を作るため" みたいなところがあるんですよ。

ナレーターやまだひさし

言い得て妙な、ちょっと反論のような聞こえますけど、その逆張りを自分でもう一度という。

工場長西村豪庸

例えば、友達と飯食うとかグループの社長や社員と飯食うとか。

「これは効率的な時間の使い方ですか?」

って聞かれたら、たぶんNOじゃないですか。
でも俺はこのために仕事をしてるから。

ナレーターやまだひさし

一見、普通の人がみたら

「その時間、意味があるんですか?
そこに使った経費ってなんですか?」


みたいになるかもしれないけど。

工場長西村豪庸

でも俺はこのために時間作って、このために働いてるんですよ。

だから

「これをなくしたら、時間的な余裕ができますよ」

って言われても、俺にとっては全然魅力的じゃないんですよ。

ナレーターやまだひさし

今聞いてる若手経営者の人は、そこのプライオリティは重要かもしれませんね。

工場長西村豪庸

全部効率化しろとも、全部非効率に生きろとも言わないけど、じゃあ

「なんで手書きの手紙が嬉しいんだと思う?」

って話になってくるじゃないですか。
絶対、非効率だからじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

時間もかかるし、いちいち調べなきゃいけないし。
作業としては、いろんなプロセスがかかるものだもんね。

工場長西村豪庸

プリントアウトした方が、早いしきれいですよ。
でも人間の感情って、そうはできてないじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

だからいろんなところに実はヒントがありますね。
その非効率ってものをもう1回見つめなおすっていうのは

工場長西村豪庸

だからAIにできるのって "100点満点まで" なんですよね。

ナレーターやまだひさし

120点はないんですね。

工場長西村豪庸

その代わり、絶対80点以下も取ってこないのが、あいつらの素晴らしいとこなんですよ。

ナレーターやまだひさし

片や人間は、120点を取るときもあるんですけど、40点ぐらいのときもあるんですね 笑

工場長西村豪庸

2点とかいますよね 笑
でも、それが面白いところでもあるし。

ナレーターやまだひさし

そこの振れ幅も含めて、経営の面白さと思って判断できれば

工場長西村豪庸

だから別に、皿洗いはいっつも85点でいいんですよ。
もしくは、いっつも100点でいいんですよ。

ナレーターやまだひさし

120点で皿を洗われたら

「あれ?皿が擦り切れて…」

工場長西村豪庸

「あの立派な金細工が無いぞ?!」

みたいなのは嫌じゃないですか 笑

ナレーターやまだひさし

当然これは人間の方がお得意でしょうって、完全に棲み分けて。

工場長西村豪庸

AIで分かりにくかったら、トラクターにしたら分かりやすいんですよ。

「もう1回お前がいちいち腰をかがめて、田植えしたいか?」

ってことなんですよ。

ナレーターやまだひさし

何時間もかけてね。

工場長西村豪庸

でも中には、合鴨農法で一つひとつ手で雑草抜いてってのも、あるじゃないですか。

例えば林先生じゃないですけど、トップの塾講師が今だったらビデオ授業でほとんどの収入を得ますよ。

でも昔は、ビデオ授業もネット授業も無かったから、全国に学習塾が死ぬほどあったじゃないですか。

だけど二流、三流の、ただ教科書を読んでくれるだけの塾に行くくらいだったら、一流の塾講師のビデオ授業受けて、+αで自分で勉強した方が効率的だから、AIには勝てないトップの塾講師は収入が増える。

だから俺は、そういうところばっかりを意識してるんですよ。
今さら囲碁も将棋もチェスも、AIには絶対勝てないんです。

ナレーターやまだひさし

そうだね。
本当にそうなっちゃったね。

工場長西村豪庸

詰将棋の本を1000冊読もうが、2000冊読もうが、あいつらの方が強いから。

だから僕は将棋盤にチェスの駒を置くみたいな、よく分からないルールを作れば、それは絶対あいつらにはできないですよ。

ナレーターやまだひさし

なんだこれ?っていう。

でももしかしたら、そこで新しいゲームが生まれるかもしれないじゃん。

工場長西村豪庸

もしくは将棋盤ひっくり返す、みたいな。

ナレーターやまだひさし

そういう発想からじゃないと、なかなか次の時代に新しいビジネスだったり、そういうスタイルみたいなのが作れないかもしれないね。

工場長西村豪庸

今、ちょっと複雑な計算をするのに、電卓を使わない人っていないじゃないですか。

ナレーターやまだひさし

暗算云々とかじゃないもん。

工場長西村豪庸

一生懸命筆算する人っていないじゃないですか。
それと一緒なんですよね。

電卓とトラクターと一緒なのに、それに逆らってもしょうがないから。

いかに上手く使って、それで生まれた余裕だったり、時間だったり、お金が絶対あるはずなんで、それをどこに投資するか。

ナレーターやまだひさし

ちょっと非効率なものに目を向けたりすると、意外にそこに勝ち目があったりするということですね。

いいですね。
ちょっと非効率にしてみよう。

工場長西村豪庸

だからうちのグループは、無駄だと分かってたって、毎年幕張で飛行機を飛ばしてるんですよ。

ナレーターやまだひさし

あれは無駄ではない!笑
エンタメだからこそ、僕らとしてはたまらない。

工場長西村豪庸

エンタメだからたまらないけど、あんな無駄なことないじゃないですか。

飛行機を飛ばして、うちのグループの売上が上がることなんて、絶対に無いですからね?笑

ナレーターやまだひさし

あれ旅客機じゃないから、誰も乗せれないしね 笑

工場長西村豪庸

0.1秒早いからと言って、誰の生活も何も変わらないんですよ。

ナレーターやまだひさし

だけど魅了してもらうと感動が生まれたり、思い出ができたりってなるわけですよね。

そこの一見、無駄と思えるようなそこに投資をする価値を見い出せてるかどうか。

それを見た子が夢を抱いたり、これで何かが変わるかもしれないってことですよね?

工場長西村豪庸

僕の専属パイロットになってくれたり 笑

ナレーターやまだひさし

そうだよ、ありえるもん。

僕は、エアレースの司会をずっと続けたいからまた飛ばして 笑

工場長西村豪庸

来年1年はオリンピックもあるし、お休みするかもしれないですけどね。

ナレーターやまだひさし

じゃあ僕はそれまでにパイロットの資格を取っておけば…

工場長西村豪庸

ナレーターやまだひさし

非効率とか、一見無駄みたいなものに、あえてアプローチをしていくっていうのは、AIとある意味共生することのきっかけというか、ヒントになるかもしれませんね。

効率でAIと戦うのは、あんまりセンスが無いかもね。

工場長西村豪庸

まあ、勝てないですからね。

ナレーターやまだひさし

効率はどんどんAIに任せちゃった方が、よっぽどいいかもしれませんね。

そもそも僕のラジオなんて、非効率な話しかしてないしな…

工場長西村豪庸

それで良いんじゃないですか?

ナレーターやまだひさし

でも社長工場の話でいうと、効率をよくするトークばっかりしてる気がする。
ものすごい近道を教えてくれてるじゃん。

工場長西村豪庸

そこは良いんじゃないですか?
だからって年がら年中、クレジットカードの話しててもね?笑

ナレーターやまだひさし

これから毎週ちょっとずつ、クレジットカードの話する?

工場長西村豪庸

大丈夫です 笑

ナレーターやまだひさし

これ、第56回らしいんですよ。
100回聞いたら、誰か抽選で1名に1枚くれるとかやってみよう!
エンジェル投資ならぬ、エンジェルカード!笑

工場長西村豪庸

桃鉄じゃないんだから 笑

ナレーターやまだひさし

はい、非効率なトークは以上で終わります 笑

工場長西村豪庸

お疲れさまでした 笑

ナレーターやまだひさし

「西村豪庸の『社長工場』」
「毎週1000万投資」と題しまして、情熱を持った起業家へエンジェル投資も行なっております。

エンジェル投資の詳細は第7回第8回の放送をお聞きください。

また、番組への質問・ご意見は下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

西村さん本日もありがとうございました。

工場長西村豪庸

ありがとうございました。

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ポッドキャスト番組 西村豪庸の「社長工場」で聞きたいこと、起業・経営などで悩まれていること、今後取り扱ってほしいテーマ、ご感想など、皆さまからのご質問をお待ちしております。

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