ビジネスにおいて、外見で不利になることはあるのか
- 所作やマナーも外見に含まれる
- 相手が間違えた知識やマナーを披露していた場合、どうするべき?
- 相手の所作や行動を汲み取れずに起こるミス
- スキルや中身だけを見て判断してくれる人はいるのか
- 外見だけを取り繕った人はどうやって見分ける?
読むポッドキャスト 第110回「西村豪庸の『社長工場』」
ナレーターやまだひさし
「西村豪庸(にしむらひでのぶ)の『社長工場』」!!
こんにちは、やまだひさしです!
ポッドキャスト番組、西村豪庸の社長工場では、インスタイルグループの代表を務める経営コンサルタントの西村豪庸さんが、ビジネス、経営に関することを独自の視点で解説していきます。
西村さん本日もよろしくお願いします。
工場長西村豪庸
お願いします。
ナレーターやまだひさし
本日のテーマは、前回に引き続き「社長と外見」です。
外見の話からはちょっと逸脱するかもしれないけど、前に話してもらった一枚板のカウンターのお寿司屋さんで時計を外せるかっていう話もすごいなと思ったんですよ。
ナレーターやまだひさし
ヒデちゃんは多分自然に身に付いただろうけど、こういうマナーってなかなか教えてもらえないし、自然に身に付く人って少ないと思うんですよ。
工場長西村豪庸
僕は飲食業スタートだったから、もちろん先輩にも習うし、サービス側だったからある程度のマナーは知ってるけど、それでも昔は良いところの三ツ星フレンチに行く前に、本屋さんに行ってフレンチのマナーの本を何冊か買ってました。
昔は本屋に行って本を買うか、図書館に行って本を読むしか手段がなかったけど、今はググれば出てくるから、すげぇ楽なんですよね。
今後、自分がやろうとする未知の分野に対して知らないことがあるとして、大体の人が無自覚に、悪気なくマナー違反をしちゃったりするじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
だって、まさかお寿司屋さんで時計外さなきゃいけないなんて、思ってないでしょうしね。
工場長西村豪庸
でも「その1枚板のカウンター、大事にしてほしいはずだよ?」みたいなのを、分かってくれてるかくれないかで、お店側からの印象が分かれちゃうんですよね。
所作やマナーも外見に含まれる
工場長西村豪庸
会食の回で、その人の行動で出してもらう器が変わるとか「西村さんには、安心して良い器で良い料理を出せます」って言ってくれたお店がいくつかあるっていう話をしたと思いますけど、そういうルートを通るか、お店の人にハラハラされながら一定量以上は仲良くならないルートを通るかは、選択じゃないですか。
僕は、できればそこでお店の人と仲良くなるルートを選びたいし、飲食店に限らず、ゴルフ場とか全ての場面であると思うんですよ。
ナレーターやまだひさし
ビジネスマン同士でも「この人は、ここでこういう気遣いができるから、こういう話をしよう」とか、そういったかたちで関係性が構築されていくこともありますよね。
工場長西村豪庸
名門ゴルフ場に行く人って、当然みんな偉い人ばかりですけど「ロビーの所に車を止めんな」って書いてあるサイト見つけたんですよ。
要するに、あそこに偉そうに車を止める時点で、名門ゴルフ場に対してのマナー違反だってことで「ちょっと離れた駐車場に止めて、そこからキャリーバックを担いで行け」って書いてあったんですよ。
これは例えばの話ですけど、そんなマナーは知らないし「あのロビーの車寄せに、止めちゃいけないの?」って話じゃないですか。
ナレーターやまだひさし
聞いたことない。
むしろ車は、そこで止めるものだと思っていました。
工場長西村豪庸
そのサイトが正しいかどうかは分からないですけど、少なくとも、そう書いてあるサイトが1個あったんですよ。
なんで今それを思い出したかっていうと、僕がとみ田さんと細かく話をするようになったきっかけの一つが、寿司屋でのマナーなんです。
僕、しょうゆを残さずちゃんと使い切る人なんですけど、これって実は寿司屋のマナーの一つなんです。
ナレーターやまだひさし
知らなかった。
工場長西村豪庸
江戸っ子マナーかな?
しょうゆを残すのって、ビュッフェでたくさん取って残すみたいなもんだから、ちょっとマナー違反なんですよ。
とみ田さんが独立される前、僕がお店に通ってたときに
とみ田さん「西村さんの他にもう1人いらっしゃるんですよね、そのマナーを知っている人」
僕「何がですか?」
とみ田さん「しょうゆを絶対、残さないじゃないですか」
僕「そうっすね」
っていう会話をして、それが仲良くなったきっかけの一つなんです。
ナレーターやまだひさし
どう残すかとか、どう食べるかとかも外見に含まれるし、結局外見って自分の身だしなみうんぬんだけでなく、所作も含まれるんだよね。
内面なんか分かんなくったって、その人の動きや行動パターンで大体分かるし、そういうところで判断されながら関係性をつくっていくものですし、最終的に人の中身の部分なんて「きっとそうであろう」と思って付き合っていくしかないしね。
工場長西村豪庸
それに、外見ってそこに至るまでの最初の一歩じゃないですか。
3回、5回、10回と付き合って
「こいつ、最初に思い込んだ以上に内面がめっちゃいいな」
ってなるのか
「外見が良かったから最初は良いやつだと思ったけど、そんなに良くなかったな」
ってなるのか、どちらにしても3回、5回、10回会って話してくれてるっていうハードルを越えているじゃないですか。
そのハードルを越えるためには、取りあえず見た目が汚過ぎたら話にならないからね。
ナレーターやまだひさし
見た目が汚かったら、3回も5回も会おうとしないしね。
今はググって勉強できる時代だし、自分でもそういう行動をし始めると、今度は人の行動も見えてきますよね。
マナーを知らないと、相手がどういう行動をしているかが全く目に付かないんだけど、マナーを知ったらすごい人を見つけられたり、この人を見習おうってなったりもするから、良いことですよね。
工場長西村豪庸
マナーを知っているからってマウントを取る必要もないけど、知っていればやる、やらないの選択はできますしね。
相手が間違えた知識やマナーを披露していた場合、どうするべき?
ナレーターやまだひさし
前に、その場でマナーの間違いを注意することが、良い場合とダメな場合があるって言ってたじゃないですか。
工場長西村豪庸
目の前の人がフィンガーボウルの水を飲んじゃったら、合わせて飲むっていうマナーの話ですよね。
「フィンガーボウルの水、飲んでやんの!
あれは手を洗うためのものなんだよー!」
って言われたら、嫌でしょうしね 笑
ナレーターやまだひさし
それまで構築してきた関係性が、台無しになっちゃうもんね 笑
そういったデリカシーみたいなものって、やっぱり見え隠れしちゃったりするし、気を付けなきゃいけないですよね。
僕なんかもそうなんですけど、人間って知っていると誰かに言いたくなっちゃうような気持ちもあるじゃないですか。
ちょっと優位に立ちたいみたいな部分が見え隠れするから、そこをぐっとこらえられると、もう一つ上のステージの、かっこいい大人になれるような気がします。
工場長西村豪庸
前に男2人、女2人で和食に行って、僕は男だから上座に座ったんですよ。
そのときに
「ヒデちゃん、レディーファーストだから奥は女の子だよ」
って言われて、それって俺からしたら、葬式の香典に
「ちゃんとピン札包んだ?」
って言われてるようなもんなんですよ。
結婚式のときは、楽しみに準備してましたってことでピン札を用意するのがマナーだけど、香典のときは「突然のことで、大層悲しゅうございます」っていう話だから、ピン札は逆にマナー違反になるじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
ピン札は、一回折りなさいとか言いますもんね。
工場長西村豪庸
そういうのと一緒で
「ヒデちゃん、レディーファーストだよ」
って言われたときに
「いや、和食は男が偉いから、奥が男や」
って思ったんですけど
「そうだね、レディーファーストだね」
って言って、俺は下座に座り直しました。
ナレーターやまだひさし
こういうのって今の言ったように、同じ食事でも洋食と和食で違うわけだから、学んでいくと楽しいですよね。
この間、一緒にすっぽんを食べに行ったとき「いやあ、やっぱりすっぽんは天然に限るね」ってずっと言っていたお客さんが居ましたよね 笑
工場長西村豪庸
逆ですね 笑
すっぽんなんて、割と悪食なんで、何食ってるか分かったもんじゃないからね。
ナレーターやまだひさし
やっぱり、ちょっとずつでも学んでおかないと大怪我をする場合もありますよね。
横にいたヒデちゃんと大将にしてみれば、それを聞いて「ん?」って思ってたわけですよね。
工場長西村豪庸
そのお客さんが帰った後に
「大将も大変っすね 笑」
「わかりますか?笑」
なんて話してましたね。
天然のすっぽんは泥の中で生きてるから泥臭せぇし、何食ってるか分かったもんじゃないけど、養殖はきれいな水で育てて白身魚しか食わしてないから、すっぽんに関しては養殖の方が美味いんです。
ナレーターやまだひさし
こういう知識も本当に深いから、ゴールなんかないんでしょうね。
相手の所作や行動を汲み取れずに起こるミス
工場長西村豪庸
昔、僕が当時やってたレストランのシェフと2人で焼き鳥屋に行って、お邪魔するのが初めてのお店だったんですけど、普通に和気あいあいと食事していたんです。
僕らは飲食業の人間なんで「今、忙しいだろうな」とかの機微が分かるから、声を掛けるタイミングとかが良かったのか、大将の機嫌がどんどん良くなってったんですよ。
で、カウンターの向こうに、女性連れの常連っぽい男の子がいたんですけど、明らかにその常連の男の人が嫌われてるんですよ。
常連風を吹かせようとして
「大将、これ、〇〇でしょう」
とか言うんですけど
「全然、違う」
って言われていて 笑
ナレーターやまだひさし
ハハハハハ!笑
工場長西村豪庸
今でも覚えてるんですけど、その大将が超面白くて、俺らの方に来ると機嫌良いんですけど、逆サイドにいるカップルの方に行くとすげぇ機嫌悪いんですよ。
大将が俺らの方で
「俺、1本もらっちゃおうかな」
とか言ってて
「飲んでくださいよ!」
「ありがとね」
ってニコニコしながら飲んでたんですけど、向こうのカップルの男の人から
「大将も一杯!」
って言われたのに
「あ、要らない要らない。 全然、要らない」
とか言い出して 笑
ナレーターやまだひさし
やべぇ。
もう怖くて、そこに居られない 笑
工場長西村豪庸
その男の人も、なかなかメンタルが強いやつなんですよ。
大将が一生懸命、フルパワーで集中して焼いてるって遠目で見ても分かるのに
「大将、ちょっといい?」
「うん、全然良くないから、全然良くないから」
ってなってて 笑
そんな話を、突然思い出しました。
ナレーターやまだひさし
なんでそんなに、タイミングが悪いんだろう 笑
工場長西村豪庸
今日は "外見" っていうテーマで話が始まりましたけど、もともとの語源は違うにせよ、躾(しつけ)って漢字は「身を美しく」って書くぐらいですからね。
もともとは仕付け糸の仕付けですけど、今となっては所作とかいろいろなものを含めて、外的情報じゃないですか。
ナレーターやまだひさし
やっぱり一番分かりやすく、すぐ得られる情報を基に、お互いのことを確認し合うわけだからね。
さっきの話で言うと、その男の人が大将と話そうとしたとき、何やってるかぐらいは見れば分かるんだから、大将の外見を見ていないとダメなんですよ。
この間もまさにそんなことがあって、すごく仲良く喋っているところに、どうしても名刺を交換したかったのか、一旦話を遮ってしまった人がいたんですよね。
その人は
「今、俺たち何してたかわかる? 話してたよね?
いきなりよく知らない君がやって来て、話の腰を折ってまで名刺交換をしたとしても、君の名刺を受け取って興味を持つと思う?」
って、すげぇ勢いで怒られてました 笑
工場長西村豪庸
よくある接客のミスで、めっちゃ話が盛り上がっているのに、料理の説明をするために皿を持ってずっと待っているスタッフがいたりするじゃないですか。
その料理の説明をしなさいって言われてるんでしょうけど
「〇〇の〇〇仕立てでございまして、〇〇を使っておりまして…」
「もうその説明、大丈夫だから!」
みたいなとき、あるじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
「いいでしょうか?」って言って、話を止めようとするやつもいますよね。
工場長西村豪庸
ありますね。
あれはちょっと下手くそだなって思います。
ナレーターやまだひさし
僕もそう思う。
なんか、すごく嫌な気分になりますよね。
工場長西村豪庸
こっちも悪いなと思うから、できるだけ一回話を止めて、顔を向けてすいませんって言うけど、盛り上がってるところにいきなり
「はい、失礼します。 えーと、こちらはですね…」
ってなると
「おおお、入って来たな…」
って思うし、何かなと思ったら
「こちらは、サーモンの〇〇仕立てでございまして…」
「うん、メニューに書いてあったね」
みたいな、新しい情報がゼロだったりするんですよね 笑
ナレーターやまだひさし
自分の外見だけじゃなく、相手の外的情報を汲み取って、うまく理解をしあっていかないといけないですね。
スキルや中身だけを見て判断してくれる人はほとんどいない
工場長西村豪庸
『銀座まるかん』の斎藤一人さんなんて「顔は自分のために付いてるんじゃなくて、人のために付いてんだ」って言ってますからね。
ナレーターやまだひさし
そもそも自分の顔は、鏡を使ったりしない限り、確認もできないしね。
一人で家にいて全てが完結する人だったら別に良いのかもしれないけど、ほとんどの人は他者と関わって生きていくわけだから、そう思って少し意識をした方が良いかもしれませんね。
工場長西村豪庸
逆に言ったら
「世の中、実力と中身だけで決まるとでも思っとんのか!
常に笑顔のやつと、常にふくれっ面のやつ、2人の実力が全く同じだったら結果が変わらないとでも言うんか!」
って話じゃないですか。
ナレーターやまだひさし
中身だけで判断される世の中だったら、苦労しないよね。
でも、多少つまらなくてもぐっとこらえて、笑顔でいるだけでもチャンスが増えている可能性があるってことだし、成功者はみんな誤解をされないように必死に表現して、知識を蓄えたりお金や時間をかけたり、その努力を惜しまないですね。
なんか、先週のプリティキャディーとかプリティSEの話とは打って変わって、良い話になっちゃったな。
でもプリティSEでブワって売り上げが伸びたら、一番ショック受けるのはインスタイルのCTOであるギワちゃんだと思うので、やっぱりプリティSEはやらない方が良いと思います 笑
工場長西村豪庸
でも、僕がギワちゃんに最初にしたのって、外見アドバイスなんですよ。
ナレーターやまだひさし
そうなの?
工場長西村豪庸
あいつ、うちに来たばかりのとき、まじでくっそ汚ねぇただのホームレスみたいな…
ナレーターやまだひさし
コラコラコラ!
ここだけ使われたらパワハラになっちゃうから!笑
工場長西村豪庸
本当に酷かったんだから!
ケミカルウォッシュのジーンズに、ネルシャツタックインみたいなイメージだったので
「お前な、そのルックスで『僕SEなんです、ギークなんです』って言われても、意外性ゼロだから」
「本当に実力はあるのに、なめられたり下に見られちゃうし、もったいないから、まずはそこを変えよう」
って、最初に言いましたね。
ナレーターやまだひさし
もともとスキルがある人なんだもんね。
工場長西村豪庸
スキル、知識、技術、経験に関しては、別に俺が言うことはないんです。
でも、スキルだけで判断してくれる人ってなかなかいないから、どんなに正しいことを言ってても正しく受け取ってもらえないし。
しかもギワちゃんは、滑舌が悪いから何言ってるか分かんねぇし…
ナレーターやまだひさし
アハハハ!
もう、やめなさいよ 笑
でも確かに、それでも評価してた人たちが今までずっといたなら、外見を少し変えるだけで、また違う角度からの評価が増える可能性があるんだもんね。
工場長西村豪庸
単価だってすごい上がるし、実際上がってるしね。
ナレーターやまだひさし
だから、そっちのほうの努力をしてみないか? っていうアドバイスだ。
実際、僕らも発注しようと思ったときに、野暮ったい社長となんかスタイリッシュな社長のどちらに発注するかってなったら、見た目の印象で決めちゃったりするしね。
工場長西村豪庸
「できるかどうか分かんないけど…一生懸命頑張ってみるけど…ちょっとどうかなぁ…」
みたいなことを言ってる野暮ったいやつと
「やります! 任せてください!」
って言ってるパリッとしたキレイなやつだったら、後者を選びますよね。
でも、往々にしてそういうやつって、納期の3日前くらいに「できねぇ」って言って、とんずらしたりするんだけどね 笑
外見だけを取り繕った人はどうやって見分ける?
ナレーターやまだひさし
僕は、結構外見に騙されることが多いから、どうしたら騙されないかを聞きたいんですよ。
俺らの世界って、外見だけ取り繕ってるやつが山ほどいる世界なんです。
むちゃくちゃギャンブルやってて火の車状態のやつが、なんかすげぇスター気取りしてたり、実際は赤字だけど、借金をしてでも外車に乗って現場に来るやつとかもいるんですよ。
工場長西村豪庸
その人の周りを見ればいいんじゃないですか?
ナレーターやまだひさし
その人だけだと分かりづらいから、周りを見れば良いのか。
自分の周りまではったりをかますことはできないから、そこを見れば種明かしができちゃうんですね。
工場長西村豪庸
それもそうだし、結局周りが同じレベルにいるかどうかで分かるじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
前回話していた「靴だけ高いものじゃない?」みたいな話ですよね。
「なんでこの人だけ、こんなに浮いてるんだろう?」
「なんかバランス悪いな」
っていうのがもし見えたら、ちょっと疑った方が良いんですね。
工場長西村豪庸
うちの会社の子は、外の会社の人とかに
「西村さんのところの社員は、本当にみんなスタイリッシュで、感じが良いですね」
って言われるんですよ。
1人を除いて。
ナレーターやまだひさし
…誰だ?笑
工場長西村豪庸
なんでもない 笑
でも、ギワちゃんもだいぶおしゃれになったんですよ!
脱毛に通うようになって、先に首から下の脱毛から始めたから「順番が逆!」って言いましたけど 笑
ナレーターやまだひさし
外見を整えろって言ってんのに 笑
工場長西村豪庸
「先に髭の脱毛をやれ!」って言ったら、今度は髭を整えるタイプの脱毛をしてきたんですよ。
「そうじゃねぇ!」って言って 笑
工場長西村豪庸
ありがとうございました。