金持ち語と成功者語
読むポッドキャスト 第45回「西村豪庸の『社長工場』」
- 相手の口癖がネガティブなものだったら、西村工場長は気になるのか
- 仕事が楽しくないときは、自分のことを鼓舞してでもやるべき?
- 西村工場長は、ネガティブなことを言うのか?あまり言わないのか?
- 成功するには、自分の口癖も直した方がいいのか
- 西村工場長が、接客をしながら意識してやっていたこととは
- 右の選択肢か左の選択肢か
- "成功語を話せ失敗語を話すな、金持ち語を話せ貧乏語を話すな"
ナレーターやまだひさし
「西村豪庸(にしむらひでのぶ)の『社長工場』」!!
こんにちは、やまだひさしです!
ポッドキャスト番組、西村豪庸の社長工場では、インスタイルグループの代表を務める経営コンサルタントの西村豪庸さんが、ビジネス、経営に関することを独自の視点で解説していきます。
西村さん本日もよろしくお願いします。
ナレーターやまだひさし
今日のテーマは
「成功する人の口癖」
まずはマザー・テレサの名言で、とても有名な言葉があるのでご紹介いたします。
「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから」
「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから」
「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから」
「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから」
「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」
という言葉なんですが。
マザー・テレサが言うように、普段の言葉や口癖っていうのはだんだん続けていくと、人生を大きく左右しますよと。
例えば「でも」「だって」「どうせ」「つらい」「忙しい」っていう、ネガティブなことを口にしないで
「楽しい」「幸せ」「ありがとう」っていうポジティブなことを言おうと、意識されてる方もいるようです。
西村さんは普段の言葉や口癖を意識されてますか?
工場長西村豪庸
してるところは、しているんじゃないですかね。
ナレーターやまだひさし
僕は西村さんとお付き合いが長いから分かりますね。
確実に意識されてますね。
僕も言葉を使う仕事をしていますが、なんというか言葉って"お金をかけてもどうにもならない装飾品"みたいなもので。
そこで人生を左右されるという。
その人のことが大体分かってしまうっていうくらい、言葉って恐ろしいものですよね。
時に言葉は凶器にもなり得るし、かと思えばその人を助けてあげたり励ましてもあげられるような、魔法の言葉にもなったり。
成功するにはやっぱり、口癖とか気を付けた方がいいんでしょうか?
工場長西村豪庸
口癖は思考癖、習慣癖、行動癖なので、気をつけるに越したことはないと思いますよ。
相手の口癖がネガティブなものだったら、西村工場長は気になるのか
ナレーターやまだひさし
いろんな方が
「投資してください」
ってプレゼンに来ると思うんですが、その方の口癖がネガティブだったらやはり気になりますか?
工場長西村豪庸
気になりますね、それはよくツッコミを入れます。
例えば昔あったので言うと、「企業にインターンの学生を紹介する人材派遣ビジネス」みたいなので、企業に紹介する立場の社長のプレゼンを聞いたことがあって。
その社長の言葉づかいが悪かったんですよ 笑
その会は先輩方がその社長のピッチを聞いてあげるみたいな会で、僕は主催者側の先輩方に呼ばれて聞いていて。
「うんうん…」って先輩方に相づちを打っているそいつがずっと気に食わなくて。
ナレーターやまだひさし
ちょっと待てと。
工場長西村豪庸
「うんうん、そうっすね。
うんうん、そんな感じです…」
みたいな。
僕、やまださんにも「うん」って言うときありますけど、基本的には「はい」じゃないですか。
なぜなら、やまださんが目上の人だから。
ナレーターやまだひさし
まぁ使い分けますよね。
そのときの自分の配置にもよりますから。
工場長西村豪庸
そこで面白いときは「うん、違う」とか言うじゃないですか 笑
それとは違って純粋に素で「うんうん…」って、先輩からのありがたいお言葉を同僚のスタンスで聞いていて。
変な話、百歩譲ってもそこだけでは僕は気にならないです。
でも君は、学生に「お前、ここを気をつけるんだぞ」っていう礼儀を教えて、企業に紹介をして送り出して、その企業からおあしを頂戴するビジネスをするんだよな? と。
そのお前が、企業の大先輩や大きい企業の方々とかOBの方に「うんうん…」って頬杖ついて相づち打つのは「お前それアウトだろ!」って思ったもので。
「西村さん紹介するね、さっきのベンチャー…」
「あっ、(紹介)いらなーい」
って言ったんですよ 笑
ナレーターやまだひさし
もういいです、と。
工場長西村豪庸
「俺、目上の人に、『うん』って相づち打つやつ嫌いなんで」
って言って。
だから「うん」っていう言葉だけで、別に僕は切り捨ててるんじゃないです。
ナレーターやまだひさし
あとは本人が、それをどこまで自覚してたかということですね。
ただ本当にこの口癖の恐ろしいところは、本人が自覚してないのがほとんどなので。
伝えてもピンと来ない人が一番厄介なんですよね。
「えっ、何か僕変ですか?」っていう人だと、どこから伝えたらいいだろうな? ってぐらい悪気がないので。
マザー・テレサの言葉じゃないですけど、本当に勝手に使ってる言葉がその人の性格になってしまうので。
性格に気をつけないと運命になる、ということだから。
工場長西村豪庸
そういう運命ですよね 笑
仕事が楽しくないときは、自分のことを鼓舞してでもやるべき?
ナレーターやまだひさし
例えばですよ、仕事が楽しくなくても「楽しい」って自分のことを鼓舞してでもやるべきなんですか?
工場長西村豪庸
マザー・テレサの言葉にすべてが詰まっていると思うんですけど。
それがいつか思考になるから、行動になるから、習慣になるから、性格になるから、運命になるから、なわけじゃないですか。
「楽しい」って言い続けてれば、思考になって行動になって習慣になって性格になって、運命になるんだったらいいと思うけど
「楽しくないのに『楽しい』って言い続けてるんだよな」
って自分に言い聞かせ続けてたら、やっぱり楽しくない方の運命になります。
ナレーターやまだひさし
それは単に、ワードを変えただけにすぎないから。
工場長西村豪庸
でも、楽しい楽しいって言ってて楽しめるっていうのも僕はあると思うんですよ。
つまんないライブでも、やっぱ音楽だから。
とりあえずちょっと乗ってれば、楽しくなったりするもんじゃないですか。
壁に張り付いて腕を組んで、しかめっ面してるよりは「楽しい楽しい」って言って、音楽に乗ってれば多少は楽しくなるじゃないですか。
でも僕は、不調なときは
「あぁ無理、不調…」
って言った方がいいタイプもいると思うんですよ。
ナレーターやまだひさし
そんな虚勢を張らずに素直に。
工場長西村豪庸
「今日だけごめん、調子が悪い。
でも明日からまた頑張る、明日から多分また絶好調だと思う」
って言う方が、効果的な人もいると思うんですよ。
なんでもかんでも、絶不調なのに「絶好調ですー(小声)」って 笑
ナレーターやまだひさし
「見るからに顔が青いし!」みたいな 笑
工場長西村豪庸
「『僕はいつでも絶好調です』って言え」とか言う人もいるけど、それで自分が乗りやすいタイプだったら別にそれは好きにすればいいんです。
だけどそれは、本当に人次第だと思ってて。
例えば今は年収300万円なのに、欲しい年収を常に自分に言い聞かせてアファメーションをしなさいってのは僕、大賛成なんですね。
自分に対して自分の言葉を一番聞いてるのは自分だから。
でも今は年収300万円なのに
「俺は来年1億円になる…俺は来年1億円になる…」
って言い続けても、1億円にならないのは
「俺は来年1億円」
って言い続けるたびに
「今300万円なんだけどね、どうせ無理なんだけどね」
って自分に言い聞かせてる回数が多くなるんだったら、無駄だと思うんですよ。
ナレーターやまだひさし
意識じゃなく自然に言葉が出るようになっていけば、自ずと今度は言霊になっていって何かしらの力が備わってくる可能性はありますもんね。
西村工場長は、ネガティブなことを言うのか?あまり言わないのか?
ナレーターやまだひさし
西村さんはネガティブなことは口にしますか?
それとも、あんまりしないですか?
工場長西村豪庸
どうだろう、言うんじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
言ってますかね?
僕の印象だと、そういう感じがないな…
工場長西村豪庸
そもそも、そんなにネガティブな状況に陥ってない気がします。
おいらは自分の不幸には、割と鈍感な方だと思うので。
あんまり不幸が起こってないと思うんですよね。
ナレーターやまだひさし
過去に不幸が起こってたとしても?
当然、そんなにずっと順風満帆で来たわけじゃないから…
工場長西村豪庸
僕の人生を字面(じづら)で書かれたり、過去の話をすると
「あぁご苦労なさいましたね、大変でしたね」
とか
「かわいそうに」
みたいになるんですけど「いや、あんまりっすよ?」みたいなところがある 笑
ナレーターやまだひさし
言葉で言ったら「鈍感」って今は言ったけど、そういうことだよね。
工場長西村豪庸
正直「そんなにつらいか?」みたいなのもあるので。
成功するには、自分の口癖も直した方がいいのか
ナレーターやまだひさし
やっぱり成功するには、口癖も自分でチェックをして気付いて直せるものは直した方がいい?
工場長西村豪庸
僕はバーテンダーのときに、毎日帰りの電車の中で反省会をしていたので
「あっちの方が面白かったな」とか「あの返事は良くなかったな」
とかをかなりやってましたね。
ナレーターやまだひさし
すごい客観視だな。
工場長西村豪庸
必ずやってましたね。
5年間くらいはずっとやってたんじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
それを自分で分ってるってすごいね。
工場長西村豪庸
やっぱりね、お客さまの顔を見れば分かるじゃないですか。
120%楽しんだ顔なのか、1%引っかかってるのか。
ボケでもツッコミでも何でもいいっすよ 笑
それが自分の引き出しを増やしていくわけじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
別にみんながみんな芸人になりたいわけでなくても、1回自分で置き換えてやってみると。
工場長西村豪庸
でもやっぱ話をしているときに
「あのボケはねぇな」
「大して面白くなかったな」
みたいな 笑
西村工場長が、接客をしながら意識してやっていたこととは
工場長西村豪庸
それこそ、口癖じゃないですけど…
やまださんは一緒にいてくれる時間も結構長いからあれですけど、僕って会う人によって一人称も違うじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
僕なのか、俺なのか…
工場長西村豪庸
おいらなのか 笑
結構いろいろあるじゃないですか。
僕は東京生まれ東京育ちなんで、それこそ普通に話してると今のこのピーッとした状態の完全な東京弁です。
でも初対面の人とは、ほぼ関西弁と福岡弁のミックスで喋るじゃないですか。
おいら絶対、訛る(なまる)じゃないですか。
ナレーターやまだひさし
やっぱり自分で編み出していったというか…
工場長西村豪庸
はい、当たりが柔らかくなるなと思って。
ナレーターやまだひさし
それで意識的にあえて使ってると。
ちょっとフレンドリーに「フッ」ってなれたりしますもんね。
工場長西村豪庸
「なんでだよ、ふざけんなよ」
って言うより
「なんでやねん」
って言った方が、やっぱ柔らかいじゃないですか 笑
ナレーターやまだひさし
またそれで会話が弾んだりもするしっていうことですね。
意識の中で、ちょっとずつそれをやってるんですよね?
工場長西村豪庸
やってます。
だから僕、その段階は結構細かいっすよ。
ナレーターやまだひさし
持てるものなら持っておいた方が、武器にはなるかもしれませんね。
工場長西村豪庸
僕は、接客しながら意識してやってたので。
必ずしも大物で偉いから、下から行かなきゃいけないわけでもないし。
ナレーターやまだひさし
逆にそれが嫌だって人もいますもんね。
工場長西村豪庸
意図して、無礼者になるときもあるんですよ。
やまださんも知っていますよね 笑
ナレーターやまだひさし
わかりますよ。
そことの距離を縮めるため、わざと無礼者を買って出てってとか…
工場長西村豪庸
「ヒデちゃん、あの人にあの口の利き方するのね?」みたいな。
ナレーターやまだひさし
でも逆に、それが好印象になったりとかね。
工場長西村豪庸
それはあくまで、その人が求めてる僕でいようと思うので。
ナレーターやまだひさし
裏を返せば、言葉一つで本当にそれだけのことができるってことですね。
もしそれを自分の中で巧みに操れるなら、特技として持っておいて損はないものかもしれませんよね。
コミュニケーションツールとしては、やっぱりどう考えたって今はまだまだ言葉は必要じゃないですか。
言うたってやっぱ、テレパシーでは会話はできないわけで。
工場長西村豪庸
僕は英語で考えるとき、コミュニケーションしているときと日本語でコミュニケーションしてるときは答えが違います。
まぁ英語の方が拙い(つたない)からというのももちろんありますけど、人格が違うからでしょうね。
人格も、使う場所も、筋肉の使う場所も違うので。
ナレーターやまだひさし
それをバーテンダーをやってたときから、もう学び始めてたってのはすごいですね。
そこのサービス業というかそれのプロになりたかったわけだから、当たり前だと思って練習っていうか勉強をしてたんですよね。
工場長西村豪庸
すごい気をつけてましたね、だからそこはありますよね。
ナレーターやまだひさし
フロントに立つ人間ならそれぐらいのスキルは知ってないと、っていうふうに自分で思ってたってことだね。
単にカクテルだけ上手く作れりゃいいってことじゃないものね。
工場長西村豪庸
今思えば、当時僕と一緒に働いてた奴は本当に大変だったと思いますよ。
それを全員に求めてましたからね 笑
ナレーターやまだひさし
でも実際そういうビジネスというか、そういう商売ですもんね。
正直、自分の家でウイスキーを水割りで飲めば、それは別に100円か200円で作れちゃいますし。
工場長西村豪庸
原価でいったら本当、知れてるじゃないですか。
そこにどういう舞台装置があって接客があって技術があって、作るだけじゃなくてっていうものじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
だから、あの対価を払ってみんなくるんですよと。
それが分かったらやっぱり、そのくらいの準備だったりとかをしないとダメだよね? っていう。
右の選択肢か左の選択肢か
工場長西村豪庸
成功するための口癖っていうと分かりづらいかもしれないけど。
例えばRPGでいう、"右の選択肢"か"左の選択肢"かっていうのがあるわけじゃないですか。
それがさっきのマザー・テレサの言葉に戻るけど、思考に気をつけて言葉に気をつけて行動に気をつけて。
「行動に気をつけて」の行動の時点で、要は選択ですよね。
右に行ってたら成功してたけど、左に行ってたら成功してなかったっていうものって世の中いっぱいあるわけじゃないですか。
そのときに、成功者が選びやすい行動をとれるかどうかじゃないですか。
工場長西村豪庸
「ピンチはチャンス」じゃないけど、世の中のほとんどの人が
「ピンチだピンチだ」「嫌だ嫌だ」
って言ってるときに
「いや、そこにチャンスはあるよね」
と思って飛び込んでいくっていう行動がとれるかって、重要じゃないですか。
それは思考から来るし言語からくると思うし、やっぱリフレーミングだと思うから。
楽しくないのに、楽しいって言い聞かせろっていうことじゃなくて。
例えば、斎藤一人さんの「『運が良い運が良い』って言いなさい」じゃないけど。
なんでかって言ったら、人間の脳ってそれを探すようにできてるんですよね。
運が良いって言っていると、脳が運が良いものを探すようにできてるんですよ。
ナレーターやまだひさし
結局ね、自分自身がそういう行動パターンになってくると。
工場長西村豪庸
カラーバス現象じゃないけど、目をつぶって「赤いもの」って言ったら赤いものが目につくようになってるんですよね。
それが検索キーワードとして叩き込まれるように、それが一番効いているのが自分だから"それに気をつけろ"って言われてるわけですよ。
そのときに例えば
「ついてるついてる」
って言ってて、買ったばかりの新車のフロントガラスに鳥のフンが付いたときに
「いやぁついてるよ、石だったら割れてたのに拭けばいいもんね!」
って言えるのか
「ついてないよ、買ったばかりの新車に鳥のフン付いちゃったよ!」
って言うかで"その先の人生、変わるよね?"ってことだと思うんですよね。
ナレーターやまだひさし
変わるねぇ。
思考も変わるし、そっからの1日の過ごし方も変わるな。
工場長西村豪庸
それの積み重ねで、本来ほとんどの人が左へ行くところで成功者って言われてる人たちが、右へ行ってるんだよねっていう。
その右へ行ってるっていう選択を選べるか。
RPGだろうがシミュレーションだろうが、なんでもいいですよ。
その選択肢を選んだかで、答えやエンディングが変わるわけじゃないですか。
成功ルートのフラグ回収ができるエンディングルートに、どうやって行けるかじゃないですか。
そのときに、どういうふうなリフレーミングをするかなんですよね。
だから、鳥のフンが付いちゃって「ついてない」って思うか「拭けばいいから、ついてる」って思うか。
目の前にいる人が「キレやすい」って思うか「正義感が強いんだね」って思うか。
「几帳面だね」と思うか「神経質だね」と思うか、「優しいんだね」って思うか「優柔不断だね」って思うか。
全部そうじゃないですか。
これも結局、口癖のレベル、思考のレベル。
"思考の嗜好"、考え方の好みの問題じゃないですか 笑
どっちをチョイスするんだい? っていう問題じゃないですか。
ナレーターやまだひさし
これできれば、その前者というかポジティブな方というか…
聞いた印象として自分も嫌ではなく、人にも不快にならないようなものが選択肢として選べるのであれば、こっちを使った方がいいよね? ってことですね。
"成功語を話せ失敗語を話すな、金持ち語を話せ貧乏語を話すな"
工場長西村豪庸
うちには"成功語を話せ失敗語を話すな、金持ち語を話せ貧乏語を話すな"っていうような、ハウスルールがあるんですけど。
結局、弁護士には弁護士の、会計士には会計士のいろんな言葉があるじゃないですか。
同じ日本語でも、警察には警察の言葉があるじゃないですか。
やっぱ、成功者には成功語があるって思ってるんですよね。
(斎藤)一人さんでいう「天国言葉をしゃべりなさい」っていうのはポジティブなワードをしゃべりなさい、っていうのだと思うんですけど。
僕はそれを"金持ち語"とか"成功者語"って言ったりだとか。
同じ日本語なんだけど
「そっちにリフレーミングしている人生の方が、成功に近づく可能性は高いんじゃない?」
って言ってるだけで。
ナレーターやまだひさし
限りなくそっちの方に近づけそうよっていう。
工場長西村豪庸
楽しくないのに楽しいって言えっていう表面的な話ではなく。
その選択肢が変わっていくんであれば当然、習慣が変わっていくだろうしっていうことを考えてますね。
ナレーターやまだひさし
僕は結果的には、それが学べたのはやっぱりラジオだと思っているので。
工場長西村豪庸
絶対そうですよね。
ナレーターやまだひさし
当時は毎日自分の番組が生放送で流れているから、それ録音をして「その日の夜に聞きなさい」ってやっぱり言われました。
嫌なんですよ、聞くの。
工場長西村豪庸
絶対嫌ですよね。
僕このポッドキャスト聞き直したことないもん 笑
ナレーターやまだひさし
笑
でも当時は本当に苦痛でした。
西村さんがやっていた反省会と同じで「これをここでもう1個言えたなぁ」とか、当然出てくるわけです。
「なんであんなひと言を言っちゃったんだ」とか「ここからだ、雰囲気がおかしくなったのは…」ってあるわけです。
当然そこはプロデューサーもわかってるから、止められて指摘されるわけ。
「ほらな、ここだよ。
ここでもう1つアレを言っていたら、もっとこういうトークになったんじゃねえの?」って。
止めて言われたらわかるよ!笑
「生の現場ではわからないよ」
って言うんだけど…
工場長西村豪庸
将棋の感想戦じゃねえんだからね 笑
ナレーターやまだひさし
そのときは無理!
だって生放送で中断できないでしょ? 笑
だけど「そういう仕事だ」って言われました。
それを続けていくしかないんだよと。
やっぱりあるとき、キャリアを積んできて自分に自信も出てくると、できるようになるんですね。
その当時は「何言ってんだ?」と思いましたけれど、やっぱできるようになっていく。
きっと僕も自然にそういうふうにして、自分で自分のことを洗脳してポジティブな方にいけるようになったんでしょうね。
だから今、皆さんが苦手だと思っていたりちょっと苦しい、つらいと思ってることも、できなくないかもしれませんね。
工場長西村豪庸
絶対そうじゃないですか。
ナレーターやまだひさし
思いついてそれを言葉で吐き出していくうちに
「やがてそうやって性格になり運命になる」
っていうマザー・テレサの言霊が…
工場長西村豪庸
せっかくだったら、良い運命を生きたいですからね。
ナレーターやまだひさし
そういう「自己実現してくださいね」というのが、インスタイルのスローガンでもありますもんね。
ナレーターやまだひさし
僕、震災のときに姪っ子が『脳幹グリオーマ』っていう難病で、3歳とかで亡くなっちゃって。
それで同じ年に一緒にコンビ組んでた相方が死んだり、みたいなことが立て続けにきたんです。
そのときにマザー・テレサさんの名言で「神様は乗り越えられない試練を与えない」という言葉に、ものすごい救われたことを覚えているんですよ。
やっぱそうなんだって。
「たぶん乗り越えられなくないから」って、どこかの誰かに言ってもらえた気がして。
例え今はこんなにつらく苦しいけれども、「それは大丈夫、神さまはそこまでのものは人間に与えてないから」って。
きっとこのマザー・テレサさんの言葉も自己催眠というか。
「そうかそうか」と思えただけでも、人間ってその思考が全然違いますもん。
それだけで、救われたことがあるので。
工場長西村豪庸
すごいわかりますね。
ナレーターやまだひさし
仕事でも、皆さん活かしてみてもらえればいいんじゃないでしょうか。
このポッドキャストを聞いてれば大丈夫ですよね。
自然と素敵な言葉づかいが身に付きますよ?
工場長西村豪庸
大丈夫かな?笑
ナレーターやまだひさし
だから今日はごはんを食べたら
「おいしゅうございました」
って言おうかな。
そういうとこから始めてみよう 笑
ではまた次のポッドキャストまで、ごきげんよう!
工場長西村豪庸
ごきげんよう 笑
工場長西村豪庸
ありがとうございました。